8歳の時
ローラースケートが大流行し
クラスの子たちみんなもってて
女子すら買って貰ってた。
しかし我が家は
ローラースケートを買って貰えず
ねだってもどうせ買ってくれないと
完全に諦めてた。
(´・_・`)ショボン
友達と遊ぶとき俺が徒歩なのに
友達がローラースケート履いてきて
徒歩の俺じゃ追いつく事が出来ず
あっという間に遠くに行ってしまう
なのでこんな時は
一緒に遊べないから帰る事にし
家で1人プラモデルを作り
遊び方を変えてた。
ある日1人で本屋に行く途中
女子がローラースケートをしてて
その柄がピンク色ですごく可愛く
女子用がある事に驚く!
てっきりローラースケートを
男の遊びだと思ってたけど
女子用がありしかもとても上手で
男の世界の物じゃない事を知った!
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
それを見て女子に負けてる気がして
ローラースケートを持ってない俺は
何だか惨めで恥ずかしくなり
こっそりと別の道で向かった。
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そしてローラースケートを諦めて
買って貰えないの解ってたから
両親に何も言わずに過ごしてると
父親がお土産を持って帰宅した
なんと!そのお土産が
憧れのローラースケートで
でも靴付きの高級な物じゃない
本体のみの物だった。
しかしローラースケートなので
とても嬉しくてビックリしてしまい
とりあえず靴を履きその上から
ローラースケートを付けてみる。
(*´-∀-)フフフッ
しかしサイズが大きくて合わず
そこでスケートをよく見たら
底の部分に手で回せるネジがあり
緩めると調整できるっぽかった
早速緩めててみると
スケートが前後に動いてくれて
靴のサイズに合わせる事が出来
俺専用の物になった!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
すると当時5歳の弟のヨッチが来て
「僕もやる!」と言い出すので
ヨッチに靴を履かせその上から
スケートを装着してみる。
するとヨッチの足が小さすぎて
最小サイズにしても合わせられず
それで無理してベルトを締めても
ユルユル全然ダメだった。
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翌日学校から帰って
スケートの箱にあった説明書を見て
滑り方を練習しようとしたら
全然意味が解らず困った。
ならば体で覚えようと
とりあえず外に出て広場に向かい
そこでスケートを装着して
滑ってみる事にした。
でも立ったままの状態になれず
立つとコロコロ滑ってしまい
滑る処かまず転んでしまって
これじゃ全然カッコよくない
(ノД`)・゜・。
なのでまず立ったままでも
バランスを保ち平気になる様に
最初ベンチに手をついて立ち
そこから手を放して練習した
そして1時間くらい練習してたら
だんだんふくらはぎが痛くなって
疲れたからベンチに座り
みんなの滑り方を見てた。
するとみんなカッコよく滑り
その中に片足滑りする子もいて
まるで曲芸のように感じ俺も
出来るように頑張ろうと決意する
その後しばらく練習を続けて
何とかずっと立ってられる様になり
スッテンコロリンもしなくなって
カッコ悪いへっぴり腰を卒業できた
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪