



最近では電動スクーターをレンタルしたり
自分で購入して街を走ったりする人が増え
しかしこうした電動スクーターの元になる
乗り物は実は100年以上前にヨーロッパや
アメリカですでに作られてました
その乗り物は「オートペッド」と呼ばれて
これは世界初の量産型スクーターなのです
1915年から1922年頃にアメリカやドイツで
製造されてました
このオートペッドは155ccのガソリンで動く
エンジンを積み最高時は速約32kmで走れて
一度の給油でなんと!約200kmも走り続け
当時としてはとても高性能な乗り物でした
その後電池を作る会社が設計図を買い取り
電気で走るオートペットも作られましたが
残念ながら写真はなく当時の技術水準から
考えると多分時速4㎞位でバッテリー量も
少なく15分位しか走れないと思われます
オートペッドの使用者は一般市民以外にも
街の不良達が警察から逃げる為に使ったり
アメリカの一部の郵便局が配達にも使って
とても先進的な事をしてました
1919年にフローレンス・プリシラ・レディ
ノーマンという女性がイギリスに持ち込み
街中を颯爽と走り街の人々に大注目されて
街の人の興味を一身に受けてた事が有名な
話として今でも残ってます
彼女は女性参政権運動家で女性にも選挙の
権利を与えようと活動した人だったのです
その後彼女は旦那の誕生日のプレゼントで
このオートペッド渡すと旦那はロンドンの
職場までの通勤に使ってたそうです

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こうした需要調査の結果イギリスのウケも
良好だったので1919年に販売開始し価格は
36ポンドで売られ始めこれは今の日本円で
約33万円にあたります
その為お金に余裕のある人向けの乗り物で
あまり台数が売れずオートペッドは1922年
製造が終わり世界に広められず時代の闇に
葬り去られてしまいました
でも当時のイギリスは一般市民平均年収が
400万~700万で物価も今より全然安いし
余裕で買えるはずでしたがその一般市民は
国内で15%しか居ず残り85%の貧乏人達は
給料があまりにも低く買えなかったのです
アメリカの女優で歌手でもあるシャーリー
ケロッグがオートペッドを船でイギリスに
持ち込み道を走る様子がYouTubeの動画で
見る事ができます
映像では人に話しかけられたりスイスイと
道を走る様子が映しだされ見た目や動きは
今の電動スクーターと殆ど同じで女性にも
大人気だったのです
オートペッドは女性向け雑誌「Lady」でも
バイクより楽で快適な乗り物とし紹介され
その為オートペッドは女性にも親しまれて
とてもお洒落な乗りとし市民にも大好評で
乗れば憧れの的になりました
でも雪や雨天に走ると想像以上に滑るから
乗りこなすには凄い技術が必要だった様で
地面が濡れてない時にしか乗る事が出来ず
雨に濡れても平気なイギリス人でも乗車は
出来なかった様です











