




オーストラリアの西シドニー大学は人類の
最大の悩みであるじゃんけんで勝つ為には
どうすれば良いかと言う宇宙の起源よりも
難しい答えを出そうと試み研究しました
まず大勢の人にPCでじゃんけんしてもらい
すると出す手の順番はグーが一番多く次に
パーで次にチョキの順になる事が解り人は
無意識にグーを出し易い癖があるようです
研究者じゃんけん中に人の脳波を調べると
負けた人の脳には前のじゃんけんの情報が
強く残ってる事が分かり例えば前回グーで
負けたから次はチョキ出そうと考えます
でも勝った人は違い前の勝負はもう終わり
次の勝負に集中しようと思い過去を忘れて
心機一転して始める事が判明し勝つ為には
過去を引きずらない事が良いと解りました
この実験結果では過去の勝負を気にすると
勝率が下り勝つならば今この瞬間に集中し
次の手をランダムに出す方が良いと判明し
何も考えない事が大切なのです
理論的にはグーチョキパーを全部3分の1の
確率で出すのが最強ですが人はどうしても
同じ手を連続で出す癖があるのでこの時に
何も考えずグーチョキパーをずっと出して
そうすれば1番勝率が上がります
このパターンを無意識に作る事が出来れば
人が意識すると発生する行動の偏りである
認知バイアスが無くなって読まれ難くなり
負ける確率がとても下がるのです

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
研究者は62人にじゃんけんを480回もさせ
その間は脳波を調べ続けると次の手を出す
直前の脳波からある程度迄どの手を出すか
解る事が確認されました
つまり人は次の手を出す前に無意識に考え
その時に脳の中では前の勝負記憶も同時に
思い出す事が解り面白いのは負けてる人程
過去を考えているという事です
脳がさっきは負けたから次はこうしようと
考える程行動が読まれやすくなってしまい
一方勝者の人は過去を引きずらず目の前の
勝負に集中してました
つまり頭の切り替えが早い人程勝ちやすく
この結果教えてくれた事は勝負で勝つなら
過去には捕らわれず冷静になって行動する
という精神的問題だったのです
これはじゃんけんだけじゃなくスポーツや
勉強や仕事等でも同じで過去の失敗を考え
悩みすぎると次の判断を誤ってしまう事が
多く発生してしまいます
もちろん将棋や経営の様に過去のデータを
分析して使う事が大切な場合もありますが
でも運が関係する勝負は過去を引きずって
悩むと逆効果になる事があるのです
オーストラリア大学の研究のじゃんけんで
勝つ方法は過去を気にせずに手を出す人が
一番強いと結果が出て人間の精神的弱さが
負けを確定させてしまうという事です











