19歳の時
幼馴染に山本君と言う人がいて
あだ名でやーもんと言う友達と
バイクでいちご狩りに行ってきた
やーもんは
ヘヴィーメタルファッションで
俺がオーバーオールで
2人でアメリカンバイクに乗ってた
この2人で何を血迷ったのか
苺狩りに行き食べ放題のイチゴを
お腹いっぱい食べて帰りに
苺900g3袋をお土産で持ち帰った
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
そしてやーもんは
このイチゴを後ろのシートの
荷台にくくりつけて固定し
それで走って帰る事にしてた。
サイドバックがあった俺は
そこにイチゴを入れていく事にし
特に何も固定せずそのまま
鞄の中に放り込む。
(´∀`*)ウフフ
その後農場の人にイチゴは
傷みやすいからすぐ食べないと
カビが生えてくると脅されたから
とにかく早く家に帰る事にした。
なのでどこにも寄らず
農場から直で高速に乗り
イカツイアメリカンバイク2台で
荷台にイチゴを積み走り続けた。
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その後高速道路に乗って
最初のサービスエリアで
休憩を取る事にしようとなり
そこで苺の様子も確認する事にした
そしてサービスエリアに入り
駐車場にバイクを止めて
苺の様子を確認してみると
やーもんのイチゴが少し潰れてる
でも潰れ方がほんの少しだけだので
自分のイチゴの様子を確かめず
少しくらいの潰れなら大丈夫だろう
そう思って何も見なかった。
それからすぐサービスエリアを出て
高速道路を走り続けると
途中で渋滞に巻き込まれ
トロトロ運転になってしまう。
このとき車と車の間のすり抜けは
バイクを魔改造して大きくし過ぎ
車の間をすり抜ける事が出来ず
前の車を追従するしかなかった。
しかしあまりにも動かないから
だんだん眠くなってしまい
バイクの上でうとうとしてたら
後続車にクラクション鳴らされた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
渋滞の途中でトロトロ走行が
ずっと続いてた時もウトウトして
走りながら一瞬寝てしまい
前の車に追突しそうになる!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
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そしてやっと高速を降り
イチゴが潰れて痛むのが心配で
そのままどこにも寄らず家に直行し
途中でやーもんと分かれた。
その後やっと家に到着して
急いで苺の様子を見たら
なんと!イチゴの3分の1が潰れて
完全に食べられなくなってた!
しかも潰れた事により
イチゴがジュース化してしまい
バイクの革のカバンから漏れ出て
鞄とバイクを真っ赤に染めてる!
バイクでイチゴを運ぶ時
イチゴがとても柔らかいから
走行中のバイクの振動で潰れて
こんな状態になってしまった。
この状況を見た俺は
もう半泣き状態で無事な苺を分け
深紅に染まったカバンとバイクを
掃除する事にした。
(ノД`)・゜・。
バイク本体の方は
何とか苺を洗い流せたが香りの方が
どうしても取れなくて残ってしまい
しかも舐めると苺の味がする。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
革のカバンの方は
もうどうしょも無いからそのままで
苺の香りと色と味がそのまま残り
完全に苺の奴にやられてしまった。