アトラスは
「ボストンダイナミックス社」が作った
2足歩行ロボットです。
人と対話する機能は
全く装備しておらず
運動能力に特化したロボットです。
しかし
ただの2足歩行ロボットじゃ無いのです!
なんと!
世界中のロボットの中で
唯一空中回転が出来る
スーパーロボットなのです!
しかし成功確率が25/1
人と比べたら低いですが
ロボットの中では
世界最高性能の運動能力があります。
その他にも
前転や空中回転やジャンプなども出来
ロボットの中で人に1番近い動きをします。
このアトラスは
どうやってこんなに人に近い動きが出来るの?
まさか中に人が入っているのでわ?
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アトラスの中には
人なんて入ませんよ~
完全に機械仕掛けで動いています。
この運動能力を発揮できるシステムは
人がバランスを取る方法の膨大なデーターが
アトラスのコンピューターに入ってるからです。
あとは
体の各所に備えられた
「ジャイロセンサー」のおかげです。
ジャイロセンサーとは
物が重力に対して自身の位置を認識する
振り子のような役目のセンサーです。
アトラスは
バランスを取る為の動きのデーターと
ジャイロセンサーの2つの情報で
1番良い動作を計算して動きます。
今の所パソコンで
初まりから終りまでの動きを入力し
自動で動かす形になっています。
残念ながら
まだラジコンのような操作が出来ません。
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アトラスを動かすソフトは
「ロボティクスオペレーティングシステム」
と言う専用OSにプログラムを入力して
様々な動作をさせます。
アトラスは
28か所の関節が動きます。
この関節は
「油圧」「モーター」「ワイヤー」
この3種類の機構で動いています。
でも手のひらは
丸いゴムが付いてるだけで
指の機能がありません。
バッテリーは
3,7kwの物が背中に積んであり
1時間くらい動くそうです。
身長「150㎝」
体重「75㎏」
走行速度「5,4㎞」
値段「不明」
外装材質は
3Dプリンターで作った
強化プラスチックで出来ています。
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作られた目的は
災害時の救助用ロボットとして作られました。
制作した当初は
国防高等研究計画局(DARPA)と共同開発され
軍事用としても注目されました。
現在は
「建築」「物流」「警備」の分野で注目され
実用化が期待されています。
しかしアトラスでお金儲けをする
ビジネスでの使用用途が疑問視されていて
使い所が解らないと言われています。
でもアトラスは
2足歩行で雪の上を滑らす歩けたり
「ジャンプ」「バク宙」「片足3段飛び」
この様な事が出来る超高性能ロボットです。
最近
この超高性能な動きを使い
ダンスを披露してくれています。
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ボストンダイナミックス社は
ボストンダイナミックス社は
2013年「Google」に買収されましたが
事業化する事が出来ませんでした。
そして
ソフトバンクが買収して
さらにその後
韓国の「ヒュンダイ」に買収されました。
ボストンダイナミクス社は
この他にも4足歩行ロボットの
「Spot」等も作っていてレンタルしています。
「Spot」は
顏が無いロボットですが
顔の部分にカメラやセンサーが取り付けられ
きちんと犬の形にする事が出来ます。
現在この「Spot」も
仕様用途が解らず
色々模索しています。
この他にも
倉庫内作業で荷物を持ち運ぶ
車輪型ロボット「Handle」も開発しています。
このロボットは
1本の腕で荷物を吸引して持ち
15㎏まで運ぶ事が可能なロボットです。
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ボストンダイナミクス社は
世界最高のロボット技術を持っています。
しかし
いまいち使い所が解らない
そんなロボットを作っています。
それは
自立行動できるAIが搭載れていない為
人が常時指示しないとダメだからです。
ボストンダイナミクス社は
この問題を解決する為
アトラスにAIを搭載する予定です。
でも
アトラスの超高性能ぶりは
各国が注目している事も事実です。
人が行けない環境下での行動や
災害時の救助活動
軍用ロボットでの活躍
この様な事を期待されています。
アトラスが今1番使い所があるとしたら
エンターテイメント的な事!
もうこれしか無いかもしれません。