7歳のとき父親は母親の兄が社長の
印刷会社に勤めてて社長である親戚が
俺の家にたまに来てお小遣いをくれ
これでいつも玩具を買ってた
ヾ(*´∀`*)ノ
ある日俺は親戚の社長が来た時父親に
「何で叔父さんの会社に入ったの」
と聞いてみると父親がこの印刷会社に
入った経緯を話してくれた
父親は6人兄弟の5番目に誕生し
戦後すぐ生まれたせいで凄く貧乏で
中学卒業後に高校に行く事が出来ず
働かなくてはならなったらしい
この時警察官になりたかったらしく
警察採用面接に行ったけど若すぎて
警察採用試験を受けられず諦め
新聞配達を始めたと言う
しかし給料が安く転職したいと感じ
そんなとき新聞記事に今勤めてる
印刷会社の従業員募集が載ってて
そこの給料がとても高かったらしい
当時の紙媒体の産業は今でいう
ウェブサイトみたいな分野で今後
絶対なくならない産業と思われて
とても儲かる仕事だった
(*´-∀-)フフフッ
なので親戚の社長も紙媒体産業の
印刷会社で一旗上げようと会社を作り
始めてみたら凄く儲かり人手が足らず
高給で従業員の募集を出した
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そんなとき父親が配達用の新聞に
高額な給料での社員募集をみつけ
すぐにそこに電話して面接を受け
即採用されて働き始めた
この時父親は警察官になりたいと
心残りがあったけど家が貧乏すぎて
とりあえず目の前の金が欲しいと思い
高給を貰える会社に行ったと言う
父親は当時家族で八王子に住んでたが
会社が東京にあるから近くに引っ越し
そこから毎日歩いて出勤し始め
とても真面目に働いてたらしい
そして数年後凄く真面目だから
社長の妹とのお見合いを持ちかけられ
その妹とお見合い結婚をし父親は
社長が親戚になり転職できなくなった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その妹が今の俺の母親で父親はその後
本当に定年までこの会社で働き続けて
俺の様なチャランポランからすれば
お見事としか言いようがない
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
しかしあの横暴で口より先に手が出る
父親が社長に認められて妹を紹介され
結婚出来たなんていまだに信じられず
不思議すぎてあり得ない感じ
その為親戚の社長はたまに来て
妹と父親の近況報告と悩み相談を聞き
とても面倒見が良い親戚で俺にも
来ると必ずお小遣いをくれた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
親戚の叔父さんが来たある日の事
珍しく親戚の叔父さんが昼間から
ビールを飲みたいと言いだし俺に
「ビール買って来て」と頼んできた
そして叔父さんからビール代を貰って
仮面ライダーの自転車で酒屋に向かい
店員さんに「ビール頂戴!」と頼んで
ビール売り場に連れってってもらった
そこにはビールがいっぱいあり
どれも凄く美味しそうな絵柄で
違いが解らない俺は店員さんに
「何が違うの?」と聞いてみた
すると店員さんが「色も違うし
味も違うしアルコール度数も違うよ」
そう説明してくれたので出来るだけ
色々な種類を買って行こうと思った
なのでもらったお金分で1本づつ
違う種類のビールを選んで買い
凄く重たいから店員さんがビールを
俺の自転車のカゴまで運んでくれた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
その後自転車に乗り走り出すと
想像以上に重たくて家に着く頃には
クタクタになって自転車からビールを
取り出して家に行くのも大変だった
家に到着し買ったビールを見せると
叔父さんに「凄い種類買ってきたな」
そう驚かれたけど全部飲めるらしく
とりあえず喜ばれホッとした
( ´ー`)フゥー...