国土交通省が
地球全体を仮想空間にする
「プラトー」と言うプロジェクトを
行っています。
現段階だとまだまだ未完成ですが
製作途中のサンプルが公開されてて
下のリンクからサイトに飛ぶと
どんな感じの物か確認可能。
サンプルの使用方法は
左上のハンバーガーをクリックし
下の「カタログから検索する」を
クリックすます。
すると地名が表示された画面が出て
そこから見たい地名を選択すると
表示したい情報が出るので選択し
「シーンに追加」をクリック。
そしてしばらく待つと
立体的な街が表示され
見るとまだ全然製作途中のせいか
のっぺらな建物が出てきます。
この街の動かし方は
Google Mapと同じ操作方法で
街を色々な角度で見る事が出来
地面の下まで潜る事が出来ます。
更に細かい設定をする時は
左側にあるコントロール画面で
色々な情報を追加する事が出来
細かい情報を見る事が出来るのです
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プラトーが完成した時できる事は
ゲームのようなリアルな街並みを
自分のキャラを使って移動でき
世界中様々な場所を探索出来ます
コンクリートの建物で
電波が減衰する度合いや
窓ガラスでの太陽光が反射率など
シミュレーションする事も可能
建築物の材質や築年数の
情報も表示されるようになり
高さや用途や建築構造などを
色分けして表示させられます
建物単位で浸水リスクも表示でき
その高さの津波によって
浸水する建物だけを色付けして
表示することもできるのです。
この空間に数千万人の人を設置し
イベント時の人の流れや
暴動発生個所や群衆雪崩リスクや
様々な実験を行えます。
事故や犯罪を防ぐため設置する
カメラやセンサーの取り付け場所を
実際に街中や建物の中に設置して
1番良い所も試せます。
自動車をたくさん走らせて
事故が多い場所を確かめたり
ドローンやヘリの飛行ルートを
実際に飛ばして確かめる事も可能
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プラトーが完成した暁には
都市全域を対象としての分析ができ
地域全体を見据えた都市計画を
作り出す事が可能です。
屋根や壁などの情報も細かく見れ
再現度が高い詳細な建築を可視でき
速やい情報共有で都市計画にかかる
時間そのものも短縮できるでしょう
実際の都市活動において
大型の建造物が立つ場所での
日照状況の変化を知りたいとかの
実験も出来ます。
空気の流れがどう変わるかなど
さまざまな要求に応える事も出来
交通量や人流をシミュレートで
快適で住みやすい場所を作れます
津波の時どの建築物にどれだけの
浸水リスクがあるのかを可視化し
そこから1番良い避難ルートを
割り出す事も出来るのです。
集団心理をAIで再現したキャラを
街中にたくさん徘徊させ
事故や事件がどんな時の起こるのか
実験する事も出来ます。
この時の為に設置した
防犯カメラやセンサーの死角を知り
犯罪発生率の高い場所に設置する事で
効率的な防犯活動にも役立てられます