4歳の時母親が
誕生日のお祝いとして
幼児用の柔らかいブロックセットを
一緒におもちゃ屋に行った時に
買ってくれた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
ブロックは
1ピースが口に入らない位大きくて
しかも100ピースくらいあったから
全部出すと部屋中埋まった。
そのブロックで俺は
当時好きだった飛行機を作り
地面を滑らせて遊び
それが凄く楽しくて仕方ない。
でも俺が遊んでる時1歳の弟が
興味津々でハイハイしてきて
俺がせっかく作った飛行機を
ポンポン叩いて壊してしまう!
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
なので俺は
弟が寝たすきにブロックを広げ
大好きな飛行機を作って
1人で遊んでた。
しかしたまに母親が来て
俺が作った飛行機を誉めてくれて
そのまま持ち上げてしまい
空中分解されてしまう!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
すると母親が平謝りして
壊れた飛行機を再生しようと
組み立ててくれるのだけど
それが適当で全然飛行機じゃない。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして俺は
飛行機が飛べなきゃ意味ないと思い
空中に持ち上げても壊れない様に
頑丈に作る事にした。
それからの俺は
毎日試行錯誤を繰り返し
持ち上げても壊れない工夫をして
色々考えて制作してみる。
すると大体羽の部分が
持ち上げるとすぐ壊れる事が解かり
この事を父親に話すと
「羽を短くしてみ」と言われた。
なので俺は
持ち上げてもギリギリ壊れない位
羽の長さを短くして作ってみると
全然飛行機っぽくならなかった。
(ノД`)・゜・。
しかし羽を長くすると
また空中分解してしまうから
壊れないようにする方法が
全然思いつかない。
そこでまた父親にこの事を言うと
「飛行機がすきなら紙飛行機の
折り方を教えてやるよ」と言われ
新聞紙を取り出してきた。
父親が新聞紙をせっせと織り
大きな紙飛行機を完成させ
それを部屋の中で父親が飛ばすと
ふわふわ飛んで感動してしまった!
(∩´∀`)∩ワーイ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
しかし確かに紙飛行機も良いけど
今俺が1番何とかしたい悩みは
ブロックの飛行機を持ち上げて
空中分解させない方法だった。
紙飛行機は
ふわふわ飛んで楽しいが
見た目がかっこ悪くて好きじゃなく
ブロックの飛行機の方がかっこ良い
なのでいつも俺は
1人でブロック遊びをし続けて
それを見た母親が家事が終わったら
一緒に遊んでくれると言う。
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
そして母親の家事が終わり
一緒にブロックで遊び
母親にも何か作ってほしくて
試しに頼んでみた。
すると母親は
ブロックを丸く組み立て
「トマト」と言って見せてくれたが
全然トマトに見えない。
そして次に母親が
ブロックを長い棒のように組み立て
「ごぼう」と言って見せてくれたが
全然ごぼうに見えない。
それを見て俺は
「母親にブロックの芸術なんて
きっと解らないんだ」と感じて
センスの違いを痛感した。
|ω・`)ショボーン