10歳の時
三郷団地から東京の荒川区に
引っ越してきた。
転校初日
新しい学校に向かう時
母親も一緒についてきて
何だか恥ずかしかった。
大勢の子達が登校する中
俺とおめかしした母親と
一緒に歩いて学校に行き
道中入学式みたいで注目される。
しかし俺は
こんな恥ずかしいのは
今日だけだと思って
我慢して耐えてた。
そして職員室に行き
担任の「成田」先生に挨拶をし
母親が帰って行く。
( ´ー`)フゥー...
この時俺は
緊張しっぱなしで足が震え
もう家に帰りたい。
その後成田先生に
教室に案内されて
自己紹介をする事になった。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
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そして俺は
成田先生と一緒に教室に入り
緊張で半ベソになってしまった。
(ノД`)・゜・。
俺は
教卓に立たされて
自分の名前を言って
黒板に名前を書かされた。
黒板に名前を書くと成田先生が
「難しい漢字なんだな」と言い
ビックリしてた。
(◎_◎;)
黒板に書いた名前の
「穣」と言う漢字を見て先生が
「これでユタカと読むなんて
初めて知ったよ」と言う。
成田先生が言うには
「穣ってゆずるとかジョーとか
そういう風に読むと思ってた」
そう言われてしまった。
するとクラスの子達が
ジョーと言う言葉に反応して
「名前負けしてるだろ!」
と言われ笑われてしまう。
どうやらクラスの子達は
顔が真っ赤で半ベソの俺じゃ
ジョーなんてカッコ良い名前
似合わなすぎと感じたみたいだ。
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その後
席につくと成田先生が
「ジョーて名前の方が
かっこ良いよ」と言ってくる。
するとクラスの子達も
「名前とキャラのギャップが
面白いからジョーにしよう」と
面白半分に言ってきた。
この瞬間俺は
あだ名が「ジョー」になり
ずっとジョーで呼ばれる事になる。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
俺も自分で
完全に名前負けしてると解ったが
クラスの新人なので
何も言えず受け入れるしかない。
授業が終わり
休み時間になると
クラスのリーダー格の子が
俺に声をかけてきた。
そのリーダー格の子は
どうやら自分の悪ガキグループに
俺を入れたくて勧誘してくる。
( *゚ェ゚))フムフム
でも小心者の俺は
「意気地なしだから無理!」
そう言って断ってしまった。
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その後俺は
だんだんクラスの子達の
性格が解ってきたので
大人しめの子に声をかけてみる。
すると
すぐに友達になってくれて
俺と同じファミコンが好きで
趣味が合いそうだった。
学校帰り
初めて友達になってくれた子が
家に誘ってくれて
一緒にゲームで遊ぶ事が出来た。
この時の俺は
シューティングゲームが
1番得意だったから
そのゲームで勝負する事になる。
そのゲームは
「ツインビー」と言うゲームで
なんと2人同時プレイが出来た!
(´∀`*)ウフフッ
このゲームで協力し合いながら
最後のボスを倒す事になり
何時間もプレイしてして
夢中になってしまった。
そして日も暮れた数時間後
2人で協力して
ラスボスを倒す事に成功した!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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俺が帰宅する時この子が
「明日学校で俺の友達を
紹介するよ」そう言ってくれた。
この時俺は
気弱な俺向きのグループに
入れると感じて嬉しくなった。
ウフフ♪(。-艸・。)
「気弱な子のグループなら
俺の大好きなファミコンが
きっとみんなも大好きなはず!」
そう確信できた。
そして後日学校に行くと
昨日遊んだ子が
グループを紹介してくれて
この派閥に入る事が出来た。
このグループの子達の話を聞くと
思った通り全員ファミコン好きで
ゲームが凄く得意らしい。
ヾ(*´∀`*)ノ
その後俺は
このグループの子達と遊ぶ時
自分のファミコンカセットを
持参して遊んだ。
このグループのお陰で俺は
どんどんファミコンが上手になり
俺の本当の才能が開花し
ゲームの腕でマウント取れた!