



今から100年前の1918年スペイン風邪と言う
インフルエンザが大流行した裏で超不思議で
怖い脳の病気が流行していました
その病気の名前とは嗜眠性脳炎(しみんせい
のうえん)という病気です
嗜眠性脳炎とは言葉の意味から説明しますと
嗜眠(しみん)=強い眠気が24時間続く意味
脳炎(のうえん)=脳に炎症が発生する意味
炎症とは体の一部がはれたり赤くなったりし
傷つく事です
つまりとても強い眠気が出る脳の病気という
意味です
症状は色々あり
高い熱
のどの痛み
頭痛
強い眠気
目が二重に見える(複視=ふくし)
体が動かない
言葉が出ない
中には起きてるのに動けなかったり話せない
という人もいました
更に人形や像の様に固まってしまう人もいて
原因が全く解りませんでした
この病気の深刻さは約100万人以上がかかり
50万人以上が亡くなったと推定されています

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しかも運良く治っても安心できずこの病気の
恐ろしい所は、一度良くなっても後から別の
症状が出る事でした
特に多かったのがパーキンソニズムでこれは
動きがゆっくりになる
筋肉がかたくなる
手がふるえる
といった症状です
つまり流行が終わった後も後遺症が長く続き
完全に完治できなかったのです
原因が一番の謎で当時はスペインかぜと何か
関係があるのでは?と考えられました
しかし今もはっきりとは解っていません
考えられる原因はインフルエンザウイルス説
他にもエンテロウイルスと言う風邪の原因の
ウイルスや自己免疫反応が暴走してしまって
体を防御する機能なのに自分の体を間違えて
攻撃する等の要因があり未だに決定的証拠は
無いのです
この病気は1920年代の後半にほぼ自然消滅し
流行が終わりました
病気が突然消え理由は現在も全く原因不明で
ウイルスがなくなった説や人の免疫変化説や
診断方法が変わった説と色々ありはっきりと
言えないのです
なのでこれからまた起きる可能性は残ってて
原因が解らない事にはもう二度と起きないと
言い切れないということです
今は分子生物学と言う細かい細胞や遺伝子を
調べる学問が発展し更に免疫学と言う身体を
守る仕組みを研究する学問も発達してます
もし似た病気が出たら昔の記録と今の科学を
合わせる事が大切だと言います












