アメリカには「買って借りて死ぬ」
と言う富裕層が税金を最小限に抑えて
資産を増やす戦略がありこの戦略は
3つの段階に分かれています
段階1は「買う」で例えば裕福層が
5000万円で資産を買い10年後値上がり
1億800万円になったとてこれを売れば
5800万円儲かりこの額に課税されます
段階2は借りるで資産を売却せずに
資産を担保にして銀行から借金すれば
資産が自分の物でなく銀行になるので
自身に資産の税金が発生しません
例えば銀行が資産の値段の90%まで
貸してくれるなら1億800万円の90%で
現金9700万円を手に入れる事が出来
借金の9700万円には税金かかりません
段階3は死ぬで資産が更に値上がりし
35年後7億4000万円になったとしても
死んだとき銀行に担保で渡した資産は
まだ担保なので資産とし相続されます
アメリカは死亡時の資産価値に対して
税金がかかりますが値上がった資産は
借金の担保として銀行に取られてる為
7億4000万円に対して課税されません
銀行に担保として預けてるとはいえ
この資産を無税で丸ごと相続でき
資産が値上がった分また借金して
そのお金で更に儲ける事が出来ます
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アメリカで過去最高額の相続税となる
約1兆円を払う事になった人が現れ
これが誰か解らないまま2023年の
2月28日に支払いが確認されました
この支払いは財務省データを分析した
イェール大学の科学者が発見し通常
富裕層は買って借りて死ぬ戦略を使い
相続税を回避する事が多いはずです
なのでこんな巨額な税の発生は稀で
例えば2019年に資産422億ドルあった
デビッドコッホ氏が亡くなった際には
特異な納税記録は見られませんでした
税の額からして175億$~400億$の
財産がある人と推定されていますが
誰がこの巨額の遺産を相続したのかは
明らかにされていません
2022年に死んだ人と推測してますが
有名な富豪に該当人物は見当たらず
その後匿名の情報提供者が払った人は
ファイェズサロフィムだと言いました
サロフィムは2022年5月に亡くなった
エジプト出身の投資家でテキサス州
ヒューストンで投資会社を設立し
成功を収めました
彼は非上場の投資会社を経営してて
長者番付にも載ってなかったですが
父から受け継いだ資産が約3兆円以上
あったとされれます