



13歳の中学1年生の時担任が鈴木幸恵先生
と言う背が高くてガタイが良い女の先生で
病気と無縁の真に絵に描いた健康優良児で
毎日声を張り上げ我々を戦々恐々とさせる
凄く怖い先生が担任だった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
しかしある日この鉄人の担任が学校を休み
理由を聞くとインフルエンザだという事で
我々クラスの皆は凄くびっくりしてこれは
地球最後の日かもと別の意味で恐怖した
なので他のクラスの先生が臨時担任になり
その先生は技術教科を教える人で凄く背が
高く身長183㎝の巨体なのにヤクザの様な
話し方をするので幸恵先生より遥かに怖い
この日朝のホームルームで月1避難訓練が
実施される事を伝えられサイレン鳴るから
そしたらいつもの様に廊下に並んで校庭に
集合するように言われた
でも俺のクラスには不良少年が2人もいて
1人は「いそ君」もう1人は「こごおり君」
避難訓練の時この2人が毎回言う事聞かず
いつも校庭に出るのがビリになってた
すると臨時担任がとんでもない事言い出し
「もし1番最初に校庭に出られなかったら
イソを殴る!2番ならコゴオリを殴る!」
と明らかに理不尽な要求を突き付ける!
だが我々クラスの子は全員毎回この2人に
迷惑かけられてるからこの理不尽な要求に
ニヤニヤし始め完全に空気が「良いね~」
という雰囲気になってた
ウフフ♪(。-艸・。)

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この理不尽な事を聞き不良2人は「先生!
無茶苦茶でしょ!」と文句言ったら先生が
「周り見てみ」と言い2人が我々を見ると
全員ニヤしてるのが解り是非やろうと言う
雰囲気になってる事を理解した様だった
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
すると2人共超テンパって椅子の上に立ち
凄く驚いた顔で「マジか!」と叫び呆然と
我々を見てがっくりして座って再び2人が
「マジかよ~」と言い天井を見上げてた
そして5時間目の授業中に何の予告なしに
突然防犯ベルが鳴り響き我々は避難訓練が
開始された事を知りいつもの様に落ち着き
廊下に出ようとすると不良2人が学生服の
上着を振り回し「急げ!」と叫び始める!
驚いた我々は言われた通り速攻廊下に並び
すると不良2人が「点呼!」と叫び急いで
点呼終わらせて「おかしを守り早歩き!」
と言いまるで別人の様なリーダーシップを
発揮させ我々は早歩きで下駄箱に到着した
でも下駄箱はいつもの様にビリだから誰も
居なくて素早く行動したがまたビリ確定し
不良2人は「誰もいねー!」と驚いて叫び
それでも殴られるのが怖いのか「急げ!」
とせかされてしまい走って校庭に出された
しかし校庭に出ると再び誰もいない光景が
辺りに広がり我々は集合場所間違えたのか
そう感じたが先生が見えここが集合場所で
正しい事が解りどうやら我々が本当に1番
早く校庭に出られてる!
万年ビリの我々が1番最初に来たのを見て
校長先生が「奇跡だ」とぼそっと言ったら
臨時担任が嬉しそうに「やればできる子達
なのですよ」と言い不良2人の所に行って
つけあがる位凄く褒めてた
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!











