米「グリドストーンバイオ」社が
自己増殖型の癌の特効薬を開発し
人で臨床試験を開始しました。
この癌ワクチンは
個人個人の癌を取り出して
その遺伝子を解析し
ピンポイントで治す薬です。
しかしこの癌ワクチン単体では
自己増殖をしないので
ウィルスに組み込み
増殖させる事にしました。
増殖ウィルスは
ベネズエラ馬脳炎ウイルスに入れ
それを人間に対して無害なものにし
その中にワクチンを入れたのです。
さらに無害な
チンパンジーアデノウイルスに
自己増殖ウィルスを載せて
癌細胞まで運ばせます。
そして
もう何しても助からない
末期癌の患者50人に投与して
効果を確かめました。
その結果
半数の26人が末期癌から回復し
ものすごい効果を示したのです。
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この特効薬の仕組みは
特定の病気になった細胞の
遺伝子を攻撃する様に
命令できるワクチンなのです。
この薬の名前は
「mRNA」というワクチンで
コロナワクチンでも使わてれます。
最初「mRNA」は
癌の特効薬として開発してましたが
突然コロナが大流行してしまい
急遽コロナ用として開発しました。
その結果
元々研究されてた事もあり
コロナ用ワクチンが
たった3日で出来上がったのです。
そしてスグ猿に臨床試験をし
その後人の臨床試験もし
たった3か月間で
コロナワクチンが完成しました。
そして
コロナワクチン開発も1段落し
この「mRNA」で
元の癌用ワクチン開発の研究を
また開発し始めました。
しかし癌といえど
このワクチンの開発が遅ければ
その間にどんどん死亡するので
癌用も速攻作らないとなりません。
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「mRNA」で癌の特効薬を作る際
全ての癌に効くものを作っていては
とても時間がかかってしまい
間に合わなくなります。
なので患者の癌細胞を取り出し
その遺伝子を解析して
その患者専用ワクチンを
ピンポイントで作りました。
そして患者1人1人の癌細胞の
遺伝子を解析する時間も減らす為
人それぞれの癌細胞が持つ
その人だけの遺伝子を見つけます。
その人だけの癌遺伝子は
全部で20個ほど存在し
そこに正常な細胞を増幅させる
25アミノ酸遺伝子を組み込みます。
そして完成した「mRNA」薬を
ベネズエラ馬脳炎ウイルスに入れ
自己増殖機能を持たせます。
その後
チンパンジーアデノウィルスに載せ
癌細胞まで運んでもらい
癌細胞にくっつけて治すのです。
癌細胞にくっついた「mRNA」薬は
どんどん自己増殖していき
長期間にわたり効果を発揮し
癌を完全消滅させるのです。
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患者に「mRNA」薬を投与した時
さらに治療効果を高める為
免疫療法と併用して
癌治療が行われました。
「mRNA」薬を
50人の末期癌患者に投与した結果
26人が癌から助かったのです。
この末期がん患者の癌は
癌が無くなったり
癌が縮小したり
癌の進行が止まりました。
しかし残りの人達は
進行が早くて薬の効果が間に合わず
残念ながら助かりませんでした。
でも今回の治療は
安全性重視の臨床試験で
効果優先の臨床実験じゃ
なかったのです。
今後効果優先の臨床実験も行われ
この本気モードの「mRNA」薬が
人に対して安全と確認されれば
2023年下半期に完成予定です。
このワクチンが無事に完成すれば
癌という病気が今よりずっと
「完治する病気」に変わり
癌が風邪位になるでしょう。