5歳のとき当時住んでた三郷団地の
1階にあるスーパーで月に4回前後
子供だけモツが無料で食べ放題の
とても嬉しいイベントがあった
モツは夕食後にお酒のおつまみで
よく出されてて俺は父親の膝に座り
食べさせてもらってたから大好きで
いくらでも食べる事が出来た
でも母親とこの食べ放題に行くと
毎回母親に「あんたは美味しいと
死ぬまで食べちゃうからそこまで!」
と言われ途中でやめさせられる
(´・д・`)ショボーン
なので俺は毎回食べ足りなくて
母親にねだりここでモツを買って貰い
毎晩食事がすんだ後父親の膝の上で
再度モツを食べさせてもらってた
しかし俺はこの時モツは何の肉か
全然解らず美味しいだけで食べてて
大っ嫌いな内臓肉の味がしないから
特に何も気にしなかった
俺は以前テレビでサバンナの動物達が
他の動物を殺して食べるのを見てたら
最初に内蔵を食べ始めそのシーンが
気持ち悪くて内臓肉が嫌いになる
その中でもレバーが1番大っ嫌いで
内臓という事もあったけどそれ以上に
味が不味くて食べられず1口食べると
気持ち悪くて吐きそうになってた
(´┐`)ォェー
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
幼稚園の帰り道にふと俺はモツが
肉のどこの部位か気になってしまい
母親に聞いてみると「豚の腸よ」と
教えてくれた
しかし俺は腸が何なのか解らず
さらに詳しく聞いてみるとなんと!
ブタの内臓の肉だという事を知り
驚愕してしまった!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
それを聞いてモツを一気に嫌いになり
あの野生の動物から飛び出た内臓の
長くてウネウネするのを思い出して
何だかモツがとても気持ち悪く感じる
そして俺が住んでる団地に到着すると
1階のスーパーから凄く良い臭いがし
そっちを見るとまたモツ食べ放題の
イベントをやってた
そのモツを焼いてる臭いがとても良く
ブタの腸と言えど食べたくなってきて
お腹もグーグー鳴ってきてしまいまた
モツの食べ放題の所に1人で向かう
すると母親も後から一緒に付いてきて
子供達で混みあいモツを取れないから
母親にとって欲しいと頼むと子供達の
頭の上から手を伸ばして取ってくれた
そのモツは凄く良い香で美味しそうで
ブタの腸が頭をよぎったけど俺は
モツの香りに負けて1口食べてみると
あまりの美味しさで腸の事を忘れた!
(゚д゚)ウマー
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それから俺は内臓肉が嫌いだったが
モツだけは食べられるようになって
父親のおつまみとして出される時は
必ず膝の上に乗って食べてた
ある時母親が今まで食べてた中国産の
安物のモツじゃなくて高級な国産の
美味しいモツを買ってきたと言うので
何が違うのか早速見せて貰った
すると白くて長い物が真空パックされ
とても気持ち悪く感じてしまい母親に
「これがあのモツなの?」と聞くと
「そうよ」と即答される!
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
そして母親は「いつも見てるモツは
切って焼いた物だから元々はこの形で
これが本物のモツなの」と衝撃的な
事実を俺に伝えた!
確かにモツは腸だからうっすらと
いつも食べてるモツは短く切って
焼いた物じゃないかと感じてたけど
実際に元の形を見たらショックだった
なので俺はスグに台所から立ち去り
今見たモツの形を忘れようと玩具で
遊ぶ事に集中して一生懸命元の形を
頭の中から消す
でも台所からモツの香りがしてくると
元の形を思い出してしまいかといって
モツ美味しさを知って忘れられず結局
元の形は横に置き全部食べてしまった
((o´ェ゚))ウマウマ