9歳の時
完成したばかりの
ディズニーランドに行って来た。
一緒に行ったのは
母親と俺と弟の3人。
父親が行けなかった訳は
すいてる平日に行く事になり
仕事を休めなかったから。
(*´▽`*)
実は
この日我々兄弟は
学校をずる休みして
ディスにーへ行く事になった。
本当は
学校がお休みの日曜日に
行こうとしてたらしい。
でも
開店まもないディズニーは
日曜日に行くと猛烈に込み
乗り物になんてとても乗れない。
なので
超特別に親公認で
ずる休みが出来た。
ヾ(*´∀`*)ノ
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俺は
いつもの仮病のする休みでなく
きちんと許されたズル休みが出来
凄く嬉しかった。
しかも
ディズニーランドに行けるなんて
まさに天昇する気分。
(´∀`*)ウフフ
そして俺は
母親の初代スズキアルトで
ディズ二ーランドに向かった。
当時住んでた三郷団地から
ディズニーランドまでは
1時間半くらいで到着できた。
到着して駐車場に行くと
そこにあった光景は
見渡す限り土の荒野が広がってた。
その遥か先に
ディズニーランドがポツンとあって
周りに何もない。
当時は
舞浜駅すら工事中で
車でしか行けない場所だった。
┐(´~`)┌ ヤレヤレ
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母親は
歩くのが大変だから
入口から出来るだけ近くに車を止め
そこから向かう事にした。
しかし
1番入り口に近い駐車場でも
チケット売り場まで100m位ある。
( ´Д`)=3 フゥ
俺は
このあまりにも広大な場所を見て
ディズニーランドがまるで
砂漠の中のオアシスみたいに感じた。
そして
やっと入り口に到着でき
チケットを買って入場した。
俺は
入場すればすぐ目の前に
遊園地が広がってると思い込んでたが
全然違ってた!
入った瞬間
ファンタジーな商店街が広がってて
乗り物なんてどこにもない。
|ω・`)ショボーン
この光景は
女子に受けそうな演出だけど
男の俺にとってこの演出は
つまらなかった。
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俺は
ファンタジーのお店より
早く乗り物に乗りたくて
弟と走って商店街を抜けていく。
するとようやく
お城が見える広場に出られ
たくさんの乗り物が動いてた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかも
平日で誰も客がいなくて
どの乗り物も全く並んでない!
俺は
後から歩いてくる母親をせかし
目の前の乗り物に走っていった。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
しかしこの頃は
まだ乗り物自体建設途中の物が多く
スペースマウンテンすらない。
その数少ないアトラクションに
「マジックカーペット」と言う
凄く絶叫しそうな物があった!
しかし中に入ると
9枚のスクリーンが
全方向360度の円型に並べられ
世界の絶景を移す物だった。
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このマジックカーペットの映像に
ハンググライダーの飛行場面があり
物凄くい迫力で
自分が本当に空を飛んでる様だった。
俺は
映像の中に完全に引き込まれて
アトラクションが終わっても
体がフワフワしてしまってた。
この後俺と弟は
目の前にあるお城に入りたくて
母親の手を引っ張っぱり
走って向かって行った。
しかし!そこには
「工事中」とかかれた看板があり
中に入る事が出来なくて
凄く落胆してしまう。
仕方なく次に向かったのは
「エターナルシー」と言う
アトラクションだった。
(((o(*゚▽゚*)o)))
俺は
「きっと水の中を突き進む
凄く爽快な乗り物だ!」
そう思いワクワクして向かった。
そして
ドキドキしながら中に入ると
巨大なスクリーンがある!
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪
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俺は
「乗り物どこにあるの?」
そう思い案内されるのを待った。
ワクワク♪_( _・∀・)_
すると
突然周りが真っ暗になり
巨大スクリーンに映像が映された!
俺は
この時「また映像なんだ~」と
やっと理解した。
(´・ω・`)ショボーン
乗り物に乗れなくて残念だけど
「きっと迫力ある映像かも!」
そう感じて見る事にした。
でも
その映像に映し出された物は
潜水艦で潜った深海映像や
世界の港の紹介。
俺は
何だか思ってたのと全然違って
「楽しい乗り物に乗りたーい!」
そう思いなげいてしまった。
そして俺は
乗り物に乗れない事に苛立ち
「絶対全ての場所に行ってやる!」
そう決意するのだった!