6歳の時俺は
仮面ライダーの自転車を買って貰い
友達の三品君に自慢して
優越感を味わっていた。
しかし三品君が自分の自転車の方が
速く走れると言うから競争してみたら
完敗したけどやっぱり三品君は
俺の自転車がうらやましいようだった
翌日俺と三品君で学校が終わったら
サイクリングに行こうと約束し
三品君の緑にママチャリと俺の
仮面ライダー自転車で出発する。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
特に行き場所を決めてない我々は
当時住んでた三郷団地を適当に走り
本屋に行ったり玩具屋に行ったりし
ダラダラとサイクリングしてた。
そして日も暮れて帰宅時間になり
明日もサイクリング行こうと約束し
お互いの家に戻る事にして
明日も楽しみになってた。
そして翌日学校に行くと三品君が
「サイクリングに行けない」と言い
その訳が父親に「自転車壊れそうで
危ないからダメ」と言われたらしい
ショボ──(´・ω・`)──ン
仕方ないので今日は
自転車なしで遊びに行く事にし
団地の隣にある広大な空き地の
通称蛇山に行く事にした。
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蛇山で遊んだ帰りに俺は
三品君の自転車がどんな風に
壊れそうなのか見てみたくなって
自転車置きばに案内してもらった
そして見せて貰った自転車は
全く壊れそうな部分が見当たらず
一体どこが壊れそうなのか
凄く不思議に感じてしまった。
しかし三品君が父親に
「壊れるから乗っちゃダメ!」
と強く言われたらしくて
「乗る事できない」と言張る。
ヾノ・д・`)ムリムリ
その代わり父親の給料日に
新しい自転車を買って貰えるらしく
なのでもうこの自転車には
対乗らない様に言われてるらしい。
見た目全く壊れそうもなく俺は
何だか壊れる事が信じられず
全然納得いかなかったけど今日は
とりあえずこれで家に帰る事にした
(;´・ω・)モヤモヤ
翌日学校に行った時俺は
三品君の自転車が壊れるなんて
全然納得いかなかったから
どこが壊れそうなのか聞いてみる
すると「自転車の真ん中が
乗るとすぐに真っ二つに折れる」
そう父親に言われたらしいけど俺は
そんな損傷なんて無かった気がした
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三品君の自転車が壊れるなんて
全然納得いかかなった俺は
学校から帰って三品君の家に行き
実際に乗ってもらう事にした。
しかし当然とても嫌がり
それでも「どこも壊れてないし
大丈夫だから乗ってみよう!」と
半ば強引に乗らせてみた。
そして一緒にサイクリングに出発し
しばらく走ったけど壊れず
「やっぱ壊れないじゃん」と思い
三品君が父親に嘘言われたと感じる
でもそう感じた瞬間!
三品君の自転車が真ん中から
「ボキ!」と綺麗に真っ二つに折れ
「本当に折れちゃった!」と焦った
ヒィィィ!!ε=ε=(ノ;゚Д゚)ノ
すると三品君が俺に
「やっぱ壊れたじゃん!」と怒り
この時もう謝りまくったけど結局
三品君が怒って家に帰ってしまった
翌日三品君を怒らせた俺は
学校で顔を合わせるのが怖くて
また怒られると思って登校すると
何故か三品君が超ご機嫌になってる
俺が昨日の事を謝ると三品君は
「もういいよ新しい自転車
買って貰えたから」と言ってくれて
自転車壊した事を許してくれた。
ε-(・д・`;)フゥ…