



12歳のとき自転車が古くなってきたので
俺の誕生日近いので母親にプレゼントは
自転車欲しいと伝えたが値段が高いから
渋い顔をされてしまう
щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!
当時ヘッドライトの他にペダルやタイヤ
ハンドルやフェンダー等にも電飾が付き
ピカピカ光る自転車があったのでそれが
凄く欲しいと母親に頼んだ
更に言えばギアが付いた物が良くこの頃
上野公園に行く途中の急な坂道を上る時
凄く疲れてしまうからギアの段を変えて
少ない力で登れるようにしたかった
俺はこの事を母親に伝え雑誌に載ってた
欲しい自転車の写真を見せるとその下に
書かれた値段の4万円という数字を見て
「高過ぎ!」とビックリされる!
でも僅かな期待込め母親にこの自転車が
欲しい事を伝えたが内心「きっとこんな
高い物なんて買ってくれないだろうな」
と半分諦めてしまってた
そして誕生日母親が手作りケーキを作り
家族で食べてたら母親が突然席を立って
押し入れから大きな箱を俺に持ってきて
「誕生日プレゼント」と言い渡される
俺は「やっぱり自転車じゃないんだ」と
少しがっかりしたがとりあえず嬉しくて
箱の袋を開けてみるとそこにあった物は
なんと!ローラーブレードだった!
(´・∀・`)オォォォ

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
ローラーブレードとは片足に車輪が3個
一直線に並んでローラースケートの様に
走れるスポーツ用品で当時のアイドルの
光源氏もこれを履いてたから人気だった
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
これを見た俺は「確かに流行ってるけど
欲しかった自転車と全然違う」と感じて
だけど元々自転車は高額だから無理だと
諦めてたから無いよりはましな気がした
この時微妙な顔をしてた俺を見た母親は
「練習して上手く出来るようになれれば
光源氏みたいにカッコよくなれるよ!」
と言ってきたが素直に喜べない
何故ならこれはスポーツで気軽に使えず
しかも練習しないとダメで出来る場所は
荒川土手位しか無いしそこまで通うのも
大変だし町中で走る事も出来なかった
それでも母親から貰ったのだから試しに
練習して出来る様になろうと思い平日の
学校帰り俺は毎日荒川土手に行き特訓し
無意識で歩く様に滑りたくなった
俺は昔ローラースケートを買ってもらい
練習して出来る様になってたのでこれも
その応用で簡単にできると感じてたけど
全然そんな事が無くかなり難しい
縦に並ぶ車輪のせいで上手く立たないと
足首が横に折れて捻挫する恐怖感があり
実際に立つ時油断し足首がガクッと曲り
すると尻もちついて倒れてしまってた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
俺はローラースケート出来るから簡単に
ローラーブレードもできると思い完全に
なめてかかってたが全く別物だと知って
本気でやらないと大怪我する事が解った
ヾ(;´▽`A``アセアセ
なので何度もコケながら必死に夕方まで
練習してそろそろ帰ろうと思い自転車に
乗ると足全体が筋肉痛になって自転車の
ペダルが重たくて仕方なかった
この日家に到着して夕飯の支度中母親に
練習してコケまくって今筋肉痛で明日は
学校休みたいと愚痴をいうと冷蔵庫から
湿布を出して風呂上りに貼れと言う
結局学校休ませてもらえず悲しくなって
仕方なくお風呂に入りその後湿布を貼り
すると湿布の冷たさが凄く気持ち良くて
この日は疲れもありぐっすり寝れた
翌朝起きると筋肉痛はすっかり完治して
でも疲れで足のだるさがあったけど無事
学校を休まず行かされてしまい夕方には
何故か足のだるさも無くなってた
なのでこの日も帰宅後に荒川土手に行き
ローラーブレードの練習を始めてみると
無駄な力が入らずリラックス状態になれ
とても楽に立ってる事が出来る!
俺はもうそれだけで嬉しくなってしまい
この成長っぷりと才能に「もしかしたら
俺っ天才かも」と感じその先にある神の
領域の走行する練習を始めた!
(`・∀・´)エッヘン!!











