7歳の時のクリスマスに母親が
玩具を買ってくれると言うので
新聞の広告を見て欲しい物を探し
玩具屋に予約しに行った!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この時欲しかった物は
「ザ・ウィンチ」と言うラジコンで
前方の巻かれた紐を伸ばし壁に掛け
ボタンを押すと壁を登る車だった。
でもこのラジコンを
サンタに持ってきてもらいたいから
玩具屋でサンタの配達サービスに
今買わず予約してきた。
この玩具屋は
クリスマスになると店員が
サンタの格好をして電飾で飾られた
ワーゲンビートルで配達してくれる
しかし俺は
このサンタが玩具屋の店員と知らず
本物のサンタだと思い込んでたので
サンタが来てくれる事が凄く嬉しい
そして無事に予約を済ませ
ラジコンも買って貰えて
もうこの時からウキウキしてしまい
クリスマスが楽しみで仕方ない。
翌日学校でクリスマスにサンタが
ラジコン持ってくる事を自慢すると
みんな欲しい物が違ってて
全然うらやましがられなかった。
ショボ──(´・ω・`)──ン
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クリスマスの日母親が
手作りホールケーキを作ってくれて
そこにたくさんの蠟燭が立てられ
完全にクリスマス気分になれた。
更に鳥の丸焼きも焼いてくれたけど
その姿が首なしの鳥だったから
美味しそうな感じがしたけど
可哀そうになってしまう。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その事を母親に言うと
いつも食べてる鶏肉と同じと言い
これが本来の形だから怖がらず
食べると美味しいと言われた。
そして父親が取り分けてくれて
実際に食べてみると確かに
いつも食べてる鶏肉の味がし
普通に美味しかった。
でもふと目の前を見ると
首なしの鳥がお皿に鎮座してて
その姿を見るとやっぱ可哀そうで
美味しさが半減してしまう。
いつも何気なく食べてる鶏肉も
楽しく生きてた時が存在し
それを殺して食べてたと思うと
可哀そうで食べれなくなりそう。
(ノД`)・゜・。
しかし美味しさに勝てず
丸焼きになった鳥を見ながら
可哀そうと思いつつ食べ続け
結局家族で全部食べてしまった。
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その後しばらくすると
表からうるさい車の音が聞こえ
「サンタが来たんだ!」と思い
思わす外に飛び出してしまった!
すると目の前に電飾をまとった
ワーゲンビートルがあり
サンタが団地の端から
おもちゃの配達を始めてた。
そして配達の順番が徐々に近づき
俺が住んでるフロアーに来たから
家の中に入ってサンタが来るのを
玄関で待つ事にする。
少し待つと玄関のチャイムが鳴り
速攻でドアを開けるとサンタが
「メリークリスマス!」と叫び
プレゼントを渡してくれた!
ヤッタ──ヽ(〃∀〃)ノ──!!
この時弟の分も
サンタが持ってきてくれてたけど
もう寝てしまったので母親が来て
弟の分を受け取った。
弟の玩具を見てみると
ホンダシティーのラジコンで
俺と好みが似てるんだなと感じ
ラジコンを交換して遊ぶ事にする
翌日弟が朝起きてラジコンを見て
喜ぶのかと思ったけどその逆で
サンタに合えなかった事に泣き出し
母親が必死に泣き止ませてた。
メソメソ…(。pω-。)