



ニンニクが複数のかけらに分かれているのは
ニンニクが子孫を増やす為の繁殖の仕組みと
深く関係してます
我々が普段ニンニク1個と呼んでる丸い本体
実は1個の大きな球根ではありません
中はニンニクのかけらとそれぞれのかけらを
包む薄い皮と中心にある茎の様な部分があり
このかけら1つが1個の植物として成長できる
能力を持ってます
つまりニンニクの玉1個は小さなニンニクの
種が何個も集まった物という事です
かけら1個植えただけでそこからニンニクが
再びできます
ニンニク1玉の中に8個のかけらがあるならば
その内1個を土に植えるとそこから芽が出て
茎が育ち地中で新しいニンニクが再び出来て
子孫を増やして行けます
それを収穫して再びそこから1個のかけらを
植えればまた複数のかけらを持つニンニクに
成長してくれます
このような増え方を栄養繁殖と言ってこれを
簡単にいうと「種ではなく植物の体の一部を
使用して新しい植物を作る方法」なのです
ジャガイモを植えるとそこから再び芽が出て
新しいジャガイモができるのと少し似てます
何故ニンニクはこの様な育ち方をするのかは
かけらに分かれていると子孫を増やしやすい
と言うメリットがあるからです

ニンニクの球根は複数に分かれてると1つの
球根から複数の新しい株を作る事ができます
例えばニンニク1玉が10個のかけらに分かれ
育ったとしたら収穫後にその10個をそれぞれ
別の植木鉢に植えてもかけら1つから複数の
ニンニクの球根が育ちます
つまりかけらは単なる食べやすい形ではなく
ニンニクが自分自身を増やし易くするための
単位でもあるわけです
更にあの薄い皮にも意味があって皮は乾燥を
防いで傷から守って微生物などからも守って
保存しやすくするといった役割を持ってます
そのためニンニクは収穫した後もしばらくは
保存できます
しかしこの方法で子孫を増やすと自分と全く
同じ遺伝子を持つ完全な分身を増やしていく
行為になってしまいます
すると1つのニンニクに耐性が無い病原菌に
感染すると他のニンニクも同じ遺伝子なので
耐性が無くあっという間に感染し全滅します
なのでニンニクはかけらから自分の分身達を
作って子孫を増やす方法以外に花を咲かせて
受粉し他のニンニク達から違う遺伝子を入れ
変異を起こして病原菌に耐性ある子孫を作る
育ち方もできます
ニンニクの祖先は分身と受粉の両方を使って
繁殖したのです











