引き続き過去編。
急展開はないもののゆっくり堕ちていく感じが重苦しい。
コマ割りは常識的だし絵柄もライトタッチだが、おかげで老人の穏やかな狂気が日常に溶け込んでいるようで不気味さが際立つ。
連続殺人犯の告白を逐一記録する作業に、日常性も何もあったもんじゃないけど。
気持ちがすれ違い、一度は別れたものの縒りを戻した美輪子と淳。
そんな二人を冷ややかに見つめる老人の目がお茶のグラスに向かい、以下次巻にして最終巻。
こうなると、ミーちゃんの弟の件はノータッチかな。
田島ちゃんの顔出しもなさそうだし。