山口譲司の作画ということでエロ要素は強めだが、原作者がついていることもあって内容はしっかり民俗ミステリー。
様々な村に伝わる暗い因習の数々を解き明かしつつ、次第に明らかになっていく流浪の民俗学者・三神の過去(かつてのパートナーと共に巻き込まれた黒い仏像の謎)が面白かったのだが、近刊はイタい青年の考案したゲームに振り回される内容が続いていて、やや不完全燃焼……。