こんにちはハンプティ次郎@Nwkyaraです。
この前ツイートで触れた件、まとめさせて頂きます。
まずガバナンス提案権について簡単に説明します。
・2022年 8月よりルール変更 TAV1%以上かつ、レンタルカードもTAVの対象
・毎月14日までに提案、3週目くらいに3日間の投票で決定
と言うことで、8月から提案に必要なTAVが2%から1%へ引き下げられて、一気に提案できる人が増えましたね。
1%が大体TAV12000なので全色ゴールドを揃えているか、リミレジェ1+レジェ2〜4+3色以上ゴールド持ってる人が提案権を持っていると言うところです。
しかしながら、提案権を持っているからといって採用されるかはまた別の話です。ルール2によって、1ヶ月一人しか採用されません。
「ユーザがゲーム運営に方針を提案できる!」という、今までのカードゲームではあり得ない夢のようなシステムがあるわけです。
と言うことを踏まえましてなぜタイトルにあるような思いに至ったのか時系列順に述べたいと思います。
経緯
「ガバナンス提案なんて今まで蚊帳の外だと思ってたけど、ルール改正で提案できるやん!」と思いつつ、気づいたらガバナンス提案の締切が終わってた。
この月は、とんねこさんの案が採用された模様。プライマルハンターめっちゃ強くなって面白いやん!来月こそはと意気込むのであった。
今月は提案を出す!ガチプレイヤーの一人として、せっかくだしカードの調整案を出そうと思うが何も思い浮かばない。
「一族の旗頭次郎」を発行したことで、うっすらバレてるかもしれないが、僕はカード提案のセンスがまるでない。限られたカードプールで強いデッキを組むのは得意だが、想像力がないので今ないものを生み出すのは本当に苦手だ。
最近はユーザにカード内容を募集しているあれ。頭がマジで働かない。2つも採用された、もちさんみたいなセンスがマジで欲しい。
行き詰まったが一旦立ち止まり、僕にしかできないことはなんだ?と考えた結果
「僕自身が色んな色のガチデッキを使いまくって、できるだけ多くの人にとってガチ環境がもっと面白くなるようなカード調整案をする」
だった。
まず行ったのが環境の中心と思われている「白・黒・緑」の研究である。公式大会が行われたこともあり、9月時点のL1環境では僕以上にバランス良く研究してた人はいないと自負している。
これらを使ってみるとやっぱり「青と赤」は相当厳しい環境にいることを改めて実感した。
青については上の3色までとはいかずとも、今までそこそこ使ってきたので、次は青の研究を進めた。
・最新のベヒモス
・転換速攻かぐやビースト
・LO etc
う〜ん。やっぱり辛い。何が辛いかと言うと、
①多色の速攻カードが充実してきて押しききられる多い
②フロスピに頼らざる得ない盤面が多いが、返されるカードが増えてきた
③天敵である白が環境TOP
これらをランク戦やコロシアムなどのガチ環境でのプレイを重ね、カードパワー自体はTOP3とそこまで差がないとは感じ、デッキの幅を広げる調整が必要だなと感じた。
ガバナンス提案の締切が迫っており、とりあえず青文明を対象とし、8月案を参考して「フリーバトルの活性化」をも見据えて、『青文明採掘シルバーカードの強化』を提案した。
結果としては。。。。
不採用!!!(画面残ってなくてごめんなさい)
どうやらTAVが足らなかったらしい。(多分13000TAVぐらい)
正直「提案なんて俺くらいしかせんやろ〜」ぐらいの気持ちでとても舐めてた。
来月こそは・・・と意気込むのであった。
それと同時に、来月の提案まで時間があるので赤の研究を始めた。
・白黒メタ除去コン
・グッドスタッフ
・ウェルザンディドラゴンコントロール
・前寄せソルジャー
環境で強いかな〜と思うデッキを一通り作成し、
9月最終週時点で毎日ランク戦1位の座を捨てて、2週間ほどひたすら対戦をこなした。
その結果は
圧倒的に弱かった。
何が弱いをまとめると
①多色に比べてコストに対して盤面アドを取れるカード圧倒的に少ない
②低コストでハンドアドバンテージを稼げるドローカードが弱い
③全色に汎用性の高い強い前衛カードが増え、強みであるテンポで押し切れることが少なくなった
大きくこの3点でしょうか。特に③が絶望的でどんだけ序盤に優位を取っても4/3/6の前衛を出されるだけで、テンポが返されてしまう
と言う脆さ。かと言ってコントール系に寄せても①②の理由で1枚あたりのカードパワーが弱いかつドローも弱いので、盤面を制圧し続けることができない。
この結果、白・黒文明はもちろん、プラハンやこれまで有利とされていた緑文明にも勝てないと言う沼状態に陥っている。
信じられないかもしれないが青文明が一番勝てた。
こんな状況はいかん!!!
と改めて思い、9月の反省を踏まえて
レジェンドカードをレンタルしまくりTAVを10000ほど上げ、9月30日時点で23000ほどのTAVを獲得した。
改めてガバナンス提案内容を考えた。
方向性としては9月と同じでフリーバトルの活性化も兼ねて、現採掘可能な『青・赤文明シルバーカードの一斉強化』とした。
前述したように①〜③赤文明の弱さを補うような調整、および青文明に対しても9月同様に提案を行った。
正直採用および投票を勝ち取れるかは微妙であった、なぜなら
・勝率をみるとカード調整が必要な値ではない(2ヶ月連続45%以下)
・調整対象となるカード枚数が多い
・赤シルバーは今でも十分つよいので1強になってしまう。
この3点である。
しかしながら、特に赤プレイヤーの方々の辛さはずっと聞いており、また自身の体験を踏まえた上でL1環境で全色がバランス良く戦えるいい案を提案できたのではないか、
もし却下・否決したとしても僕の思いを伝えることでのちの環境調整につながるのではないという想いで提案をした。
その結果・・・
不採用!!!
え???まじ?TAVめちゃくちゃ上げたつもりだったのに・・・けどまぁルールだからしょうがないな〜
加えて提案内容についてコメントがあった。
この結果をみる限り
・運営として赤と青文明の勝率は正常の範囲内
・ギルドシルバーの調整は発行者の了承が必要
前者は確かにそうなのだが、運営さんが踏み込めないところにメスを入れたいと言う想いだったのだが全く伝わっていないなぁ。
後者に関しては、全くの初耳でそんなルールどこにも書いていない。
と思いつつもTAVが足りてないならそもそも土台にすら立ってないので泣く泣く諦めることにしました。
orz
と思っていたところ、今回採用されたTNさんからこんなメッセージをいただきました。
ん?どう言うことだ。
早速運営さんに問い合わせてみる・・・が反応ない。
投票が終わってしまうのでは?と焦ったので、仕方がないので小澤さんにDMして確認してみる。
1日半立ってやっと返答があった。内容は以下の通り。
結果としてはTAVのカウントミスなようだ。
まず読んだ時に思った感想は
「なんで今やってる投票を取りやめないの・・・?」
であった。
ユーザのガバナンス提案って
・1ヶ月に一人まで
・それを決めるのはTAV数
これがルールじゃなかったのか?そのためにわざわざレンタルまでしたのに・・・
しかも、今月の投票対象が私の案に変わらないのか全く説明がない。
もちろん納得いかないので、こちらの要望
・来月ではなく今月のガバナンス投票の実施
を伝えた。
がしかし
当日中にメッセージは返ってくることなく。無惨にも投票が終わってしまった。
投票が終わったことなど1ミリも悪びれることもなくメッセージが返ってきた。
具体的なメッセージは長いのもあり掲載は割愛しますが、内容としては
・8,9月もレンタルを加味せずユーザ案の優先順位を計算していた(結果は変わらず)
・今月追加でガバナンス投票を実施する。
・但し今の内容では受け付けられないから、早く提案しろ
と言う内容だった。
文面から伝わってくる蔑ろにされてる感、こちらの要望が全く伝わらない事、
カード環境に対する見解の違い、ギルドシルバーを調整するための後出し理論
などなど今回の一連の流れで一気に不満感・不平感がたまるような内容でした。
この返答に加えて
・今回考えた案が10月のチャレンジカップ時点の環境に特化した内容で来月提案しても意味がない
と言う状況も踏まえて
はぁ・・・・もういいや、めんどくせ
という想いに至り、ガバナンス提案を放棄することにしました。
<まとめ>
現カード環境の研究をして自分なりに「全文明が平等に楽しめる」カード調整案を考え、レンタルしてTAVを貯めましたが、その取り組みが全て否定されたような気がして、なりませんでした。
私の被害妄想ということろも有るとは思うのですが、上のように想ったのは事実です。
この記事を書いた一番の目的は今回ご好意でカードをレンタルしてくださった方々への謝罪をしたかったからです。本当にごめんなさい。もうちょっと頑張ることができたかもしれないですが、もう考える気力がありません。
集計のミスがあったのは100歩譲っていいとして、その後の対応がとても残念でした。
そして今だに、そのことを公表していない意味が僕にはわかりません。
ユーザ主権を掲げ、運営からの通知や告知などを含めたユーザ対応へ注力しないという方向性は否定はしないですが、現状のやり方ではユーザの増加を見込めるかはとても怪しいと考えてます。
ゲームをやめることはない無いですが、現在の運営メンバーである限り、私がガバナンス提案をすることはないでしょう。
このような想いをする方がいなくなることを切に願います。
ご精読ありがとうございました。
ハンプティ次郎