YouTubeで収入を得る・辞めた理由と伸びるデータの見方。

私は以前、

自分のYouTubeチャンネルを持っていた。

今もまた別のYouTubeチャンネルを持っているが、そちらは閉じたり開いたり、

かなり気まぐれに運営していて更新もあてにならない。

以前のYouTubeチャンネルは発達障害系のチャンネルで最高登録者は2000人以上。

YouTubeチャンネルは登録者1000人以上で広告収入を得ることができるため

私は登録者が1000人を超えてからチャンネルを閉じるまでの数ヶ月、月に諭吉さん一人分くらいの収入を得ていた。

私がYouTubeチャンネルを開いたきっかけは、

自分自身が発達障害なのに、

発達障害の情報をどこで得たらいいかわからなかったから。

自分が発信元になれば、自然と情報が集まってくると考えた。

この考えは正解で、

YouTubeチャンネルをきっかけに

発達障害を持っている方々や、

障害を持ちながらも頑張る方々とお知り合いになることができた。

YouTubeチャンネルでの繋がりと経験は

私の宝物だ。

では何故

私がYouTubeチャンネルを閉じたのか。

答えは簡単で、収入を得ることが目的になってしまったからだ。

別に収入を得ることは悪いことではない。

それどころか、凄いと褒めてくれる人は増えたし

はじめはバカにしていた友達や知人も、手のひらを返したように賞賛してきた。

やはり数字の力はすごい。

わかりやすいからこそ、説得力もある。

しかし収入を追うようになって、私は動画を投稿することが楽しめなくなってしまっていた。

もちろんお金が入るのは嬉しい。

問題は「儲けるためのウケ」を狙うようになってしまったこと。

私のチャンネルは発達障害関連のチャンネルということもあり、

発達障害を持つ人が多く見ていた。

本当は自分が苦しくて仕方ないときでも、

前向きな事を発信した方が見ている人は勇気づけられる。

そこまではそれでいいかもしれないのだが、

その先に(もっと見られるようになって、もっと稼ぎたい)がくっついてくるようになった。

そんなことをしているうちに

自己嫌悪してしまって、動画を続けることに自分で疑問を感じるようになってしまったのだ。

何度もいうがお金を稼ぐことは悪くない。

「見てくれている人のウケを狙う」というのはつまりマーケティング能力であり、なかなか素晴らしい能力だ。

もちろん今こうやって記事を書いている時も

どんな文章が人に読まれるのか は意識して書いている。

しかしそれが自分の精神とバランスが取れなくなった時、動画が続けられなくなった。

月に諭吉さん一人分くらいの収入でバランスを崩してしまうなんて、なんて豆腐メンタルだと呆れるかもしれないが、

金額は問題ではないのだ。(諭吉さん一人分でも十分凄いし。)

まあそんな感じでYouTubeはとりあえず辞めてしまったが

ここからは一部動画の登録者数が伸びるデータの見方を紹介する。

よく言われる視聴維持率ももちろん大切だが、

私が重視していたのは「アナリティクス」の中にある、チャンネル登録者の総再生時間。

これは見る人がどんな人かを示すもので、

私はここの項目の チャンネル未登録の人の率を気にしていた。

チャンネル登録者の方は、私を元々知っている人や、関連動画から流れてきた人。

そうではなく、チャンネル未登録者の数は「ご新規さん」と呼べる存在だ。

ここの割合が高いと、今チャンネル登録者は少なくても、まだまだこれから伸びる可能性が高い。

私はタイトルやサムネイル画像のパターンを変化させ、常にここの割合が伸びるように工夫していた。

今私が停止してしまっているYouTubeチャンネルも、ここの割合が高く、

本気でやればまだまだ伸びしろがあるのだが、

とりあえず今はメンタルを立て直している最中だ。

最近季節の変わり目か蕁麻疹がひどくて、

どうにも無理はできない。

まあ今はそんな感じだが

YouTube投稿自体はとても楽しく、クセになる。

あたたかいコメントもたくさん届くし、

動画からTwitterを登録してくれる人もいて、その交流がとても嬉しい。

私がお豆腐メンタルでなければ、

今も前のチャンネルを続けていただろうが

とりあえず今のチャンネルは自分が楽しくなるためにやっているので、

非公開にしたり突然開いたりしている。

本当に申し訳ないと思いつつ、登録してくださっている方々には凄く感謝しています。

ありがとうございます。

今からYouTubeをやる人に

偉そうにアドバイスするとすれば、

やはり楽しまなきゃできないということだろうか。

実際にやっちまった私が言うから間違いない。

では最後までお読みいただき、ありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

タカツキミドリでした。