こんにちは。
このタイトルの「ミニマリスト関連書籍を本棚いっぱい買う人。」というのはつまり私のことだ。
でもこういう人、案外多いのではないだろうか。
私はミニマリストになりたいかと言われれば、なりたいけどなれない感じ。
なぜなら新し物が好きな上に貧乏性で、ものがなかなか捨てられないから。
ではなぜそれなのにミニマリスト関連の書籍を読むのか。
それは単純に、ミニマリスト関連の書籍が好きだから。
これだけではわからないから、もう少し具体的に話していこう。
ミニマリスト関連の本は、いわば新しいライフスタイルの提案書だ。
今の暮らしに「こうしたらもっとよくなるんじゃない?」みたいな新しい風を吹き込んでくれる。
私はかなり飽き性だ。
お金さえあれば頻繫に引っ越しをしたいし、物もどんどん買い換えたい。
同じことを繰り返す生活は退屈だ。
もっと楽しいこと、面白そうなものにどんどん首を突っ込んでいきたい。
そう願って毎日うつうつと暮らしている私にとって、ミニマリスト関連の本は
「物を減らせば生活がかわるんやで!人生変わるんやで!」と提案してくる。
しかも「収納は元から持たないようにするんやで!」「時間を得るために最新電化製品で家事を簡略化するんやで!」といった、行動に移す方法も叫んでくれる。
これは読んでいて楽しい。
本を読んでいるだけで、じゃあ自分はここをこうしよう、ああしようと色々妄想でき、
新しい生活の扉が開いたみたいだ。
そう、ミニマリスト関連の書籍は私にとっては夢の世界の入り口であり、
現実逃避のかっこうの材料だ。
もちろん実際に財布を小型化したり、電子書籍を利用するようにしたり、行動も起こしている。
しかし読むことそのものがストレス発散になる。
かなり前だが、とある知り合いに
「今日○○の本を読んだよ」という話をしたら
「それで何を得たの?新しい知識は得られた?自分にない情報を新しく得られない読書はただの時間の無駄」みたいなことを言われた。
確かにそうかもしれない。
ただ私にとって読書の意味は複数あり、
知識を得る目的で本を読むときもあるが、ミニマリスト本は私にとっては夢の国。
読むこと自体に意味があるのだ。
つまり
【ミニマリスト関連書籍を部屋いっぱい買う人。】その心は
【ミニマリストになりたいわけじゃないけど(まあちょっとはなりたいけど)、ミニマリストの本を読むこと、そのものが好きな人】だ。
これなら一見矛盾しているように思えるであろう購買行動にも納得がいくと思う。
あと、ミニマリスト関連の書籍はデザインがシンプルなものが多い。
シンプルであるがゆえに、よく見ると表紙やフォントや紙質が凝っている。
これを見るもの楽しい。
まあそんな理由で今日も私の本棚はミニマリスト関連の本で溢れている。
それもまた乙だね!と思ってくれる人とは、仲良くなれそうな気がする。
では最後までお読みいただきありがとうございました。
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ではタカツキミドリでした。