人は物の価値を何で判断するか?
それは「値段」です。
こどもがペンキをひっくり返したようなゴミでも値段が高ければ、価値のあるものになる。
反対に、ロレックスの見た目をしていても値段が安ければ、価値がないと判断される。
当たり前だが実際の物の価値は、製造コスト、希少性、品質、需要などが複雑に絡み合って決まる。そして、物の価値を基準にして値段が決まる。
しかし、消費者視点でこのように物の価値が決まることを理解して生活している人はいるのだろうか?
私の食生活は外食が多い。安い300円の牛丼を食べる日もあれば、3000円ぐらいのステーキ丼を食べる日もある。牛肉をご飯の上に乗せただけの料理であるのに値段は大きく異なっている。
さて…この話において、300円の牛丼と3000円のステーキ丼どちらの方が価値が高そうに見えただろうか?
私は3000円のステーキ丼の方が価値があると判断している。なぜなら、値段が高いからだ。
300円の牛丼は、コストパフォーマンス的には最高だが、商品を評価するならば安いアメリカ産の牛肉を濃い味付けでごまかしているだけの安物だと思う。
しかしながら…実際のところ300円の牛丼の方が美味い!!
3000円のステーキ丼なんて、タレが少ししかかかってないし、結構牛肉の臭みが出てた…
3000円なんて高額だけど、実際にはどこの地域の牛肉でいつから冷凍されてるかもわからないような肉でしょ どーせ
3000円のステーキ丼食べてる時に思いましたよ…吉野家行けばよかったって!!
味のわからない人間は・・・とかの批判はごもっとも!!
私の味覚を繊細じゃありませんので!!
でもね、料理なんて塩と砂糖とコショウ、かつお出汁などでテキトーに味付けすれば美味しいと感じますから!!
素材の味にこだわった繊細な味です? 味付け足りてねぇんだよ!!
さて、本日行った店へのクレームはここまでにして本題に戻ります。
上記の話で、人に勧めるなら3000円のステーキ丼を選びます。だって、値段高いおかげで美味しそうに見えるでしょ!? 味のわかるできる男装えるでしょ!?
物の値段によって、自分の価値まで上がるんです。
所謂、ヒューマンステージがあがるってやつです。一気に胡散臭くなりましたねw
まとめると
値段の高いもの→その物に価値があると判断→それを選ぶ人の価値も上がる
という流れです。
値段によって、ヒューマンステージが上がるんですよ。
どんな金持ちでも安い飯食べて、安い衣服身に着けていたら 人間的価値が低く見えてしまいます。
例えば、2ch創始者のひろゆきさんって 金いっぱい持ってて口が立つのに…
なんとなく、貧乏くさいでしょw
逆に、厚化粧してブランド物を身に着け、高いもの食ってる水商売のねーちゃん達って みんな銀座のママに見えません?w
値段って、ただの数字じゃない。 値段一つで人の価値まで見えてくる…
多くの判断要素があっても、値段1つで大きな説得力をもたらす…
これが「値段の暴力」
たぶんpart2に続くと思うのでよかったら見てくださーい