こんばんは、shibkiです。
とうとうクリスペ最後のLL(リミテッドレジェンド)である黒文明の【祭儀の魔女 リビー】が販売されました。私も購入しましたが、なぜ購入したのかという動機をこれから書いていこうと思います。
まずは一番気になるカードの性能から紹介。
ターン終了時に味方ユニットを1体破壊(生贄)して6/6のサタンを1体出す。
ターン終了時効果なので召喚したターンは場に“1体でも”ユニットが出ているならば確実にサタンを召喚可能。
リビー最速5ターン(後マナクリ4ターン)投下タイミングではウシャはいないため実質不死などのカードをサクリファイスしてのボード爆アドは期待できないにせよ、毒リンゴやヒュプノス、ザドギエル等とのシナジーは破格。
リッチの犠牲しかり、盤面ユニットを1体犠牲にするカードは黒において必ずしも不利になるものではないという強みを活かしたカードという時点で強いです。ただし、破壊する対象がランダムという点には注意が必要。
リビーのイラストについては正直なところ好きです。
ただ、クトゥルフ神話好きとしては黒文明がニャルラトホテプ、ヨグ=ソトースと続いたからには神話に縁のあるカードであって欲しかった思いはあります。
しかしながらやはり美女は好き。特に毒のありそうな美女に弱いのは男の性か…
そしてそのリビー本体のイラストを超えてくる、私の最大の購入動機になっているサタンのイラストがこちら。
お分かりいただけただろうか。
クトゥルフ神話のみでなく、Wizardryをこよなく愛する私からするとグレーターデーモンとは悪魔族最強の魔物。見た目からこれを連想した次第であります。
サタンという名前ではありますが、最強の悪を象徴する悪魔であるグレーターデーモン様がイラストに起用されているとあってはこのshibki購入しない選択はありませんでした。
是非とも多くの方にWizardryというゲームに触れていただきたいと思います(布教)
そして黒文明、闇属性、不死の色。
このような印象のあるカードにはやはり4、6、9という数字がよく似合う。
これは完全に個人的な見解ですが、こと日本において不吉を象徴する数字こそこの文明に相応しいというスピリチュアルな感想を抱いておりました。
よって私が購入するならば上記の数字を狙っていたことになります笑
リビーの購入を検討している方にあっては大変に心苦しいところではありますが、ダッチオークションの仕様も合わさり非常に印象の悪い記事となってしまうことを申し訳なく思います。
是非とも、slonnさんの一枚を最安値として、高値更新を願うところでございます笑
さて、スピリチュアルな意見はさておき、リビー単体のLLとしての性能を他文明のLLとの比較を行いたく思います。
まず赤のランドリング。
実はリビーの方が1コスト安い点で有利です。
【先行リビー】場に1対でもユニットがあればサタン6/6降臨。
マナクリ使用の次ターンランドリング降臨してリビー撃破+超再生。
さらに次のターン、サタンでランドリングを撃破+相手盤面に全体6点。
【後攻リビー】先行5ターンランドリングが現実的でない時点で先行リビーと同じ展開。
次いで青のガイン。
【先行リビー】ガインの通常召喚より先にリビーを召喚した場合、次ターンガイン前にサタンを増やせる可能性があるのに加え、サタン単体でガインを撃破可能な点は評価したい。
【後攻リビー】マナクリ、転換不使用のガインより先に召喚可能。よってサタンでガインを撃破できることで不利を被る可能性は低い。
※青においてはマナクリ、転換からの最速ガインは想定しておりません。
緑のシュモン。
【先行リビー】シュモン7コストはやはり地味に重く、最速リビーより2ターンおいてからの展開となるため怪物さえ引かれなければ基本的にどうにでもなる。^
【後攻リビー】先行リビーに準じる。
白のフリッカ。
クリスペ最強カードと名高いフリッカさま。
【先行リビー】フリッカ降臨前にサタンを召喚できていれば基本有利。
同じ5コスト対ということで先に出した方が有利。
【後攻リビー】フリッカが先に場に出ていることを想定してもサタンさえ出せれば時ターンにサタン単体でフリッカ撃破可能。フリッカ側はリビーを撃破するかLPに10点ダメージかの選択に悩むことになる。
黒のリビーミラー。
基本的に先出し有利。
次ターンサタンによる盤面リセットで少なくとも不利を負う可能性は低い。
以上はあくまで個人的見解であり、かつ強さを保証するものではありませんがフリッカと同等のスペックは秘めていると感じております。
フリッカでいうところのアポロンシナジーと同様、リビーとヨグ=ソトースのシナジーは無視できない評価点であり、リビーを2度召喚できた時点でボードアドの暴力により他文明では基本的に返すことは叶わなくなるだろう。
以上が私の思うリビーの強さであり、購入動機でもある。
しかし、決して強さを保証するものではなく、完全に個人的見解の範疇というところは注意していただきたい。
リミレジェ保有はリスクも相応にあるが、リスクの奥にこそ最大のリターンは眠っていると思っています。