皆さん、こんにちは。64です。
今回の懐・古・趣・味はWi-fiが主流となる前の時代のネット接続の方式である
「ダイヤルアップ接続」についての話です。
ダイヤルアップ接続(ダイヤルアップせつぞく、Dial-up)、またはダイアルアップ接続(ダイアルアップせつぞく)とは、コンピュータがネットワークに接続する方式のひとつであり、電話網を使用し、電話交換機を経由して接続を行う。オフフック及びダイヤル信号の発呼から通信手順が始まり、ネットワーク接続後は、音声信号と同じ周波数帯の電気信号を用いて通信を行うため、コンピュータが通信する音を聞くことができる。
「ピーヒョロロロ・・・」という接続音が懐かしいですね!
・電話回線があれば、電話会社との別途回線の特別な契約や工事なしに利用可能。
・通信速度はアナログモデムで最高56kbpsまで、ISDNで64kbps〜128kbpsまでと(INSネット64の場合)、固定電話回線の場合は比較的低速。
・インターネットへ接続する場合は通常、電話会社への電話料金と、ISPへの接続料金が、別々に課金される(以下)。また、パソコン通信の時代には、ホストコンピュータの利用料金等も同様に別途課金された。
・なお、Windows 10では広帯域(PPPoE)の接続を行う設定のメニューとしてダイヤルアップ接続の文言を利用しているが、電話回線を用いた従来のダイヤルアップ接続とは異なるものである。
通信速度が最高56kbpsって今からすると物凄く遅いですね...
しかし当時のネット環境を考えると、これぐらいの通信速度でも大丈夫なサイトが、
多かったので、問題は値段の方が大きかったと思います...
有名なサイトで阿部寛さんのホームページがあるのですが、ダイヤルアップ接続の時代からほとんど変わっていないサイトなのでぜひご使用のパソコンでアクセスしてみてください!
(昔のサイトって大体こんな感じだった気がします...)
このダイヤルアップ接続の最大の特徴は、電話線を使っていたという点。
多くの家庭がネットの専用線を引けなかったので、このシステムが大成功を収めたのです。
当時は自動車会社のホームページばかり見ていた気がしますが、
その接続のためにまずは設定を開いて起動する度に接続する必要がありました。
そこから1分ほど待ってやっと作業開始...
今だと我慢できない気がします。
また当時のInternetExplorerは複数のタブを表示することが出来なかったので、
他のサイトを見たくなったら、URL打ってアクセス...
戻りたくなったらブラウザバック....
IE8ぐらいで「新しいタブ」を見た時はビックリしました(笑)
そんな状況でもインターネットは楽しいものでした。手間をかけた分、楽しめたし
車のサイトだと紙のカタログじゃ味わえない感じがあったので、
すごくあの感じが好きでした...(個人の感想です(笑))
この公衆電話ももうこのコーナーで紹介できるレベルのものになってきていますが、
緑色ではなく、グレー色の公衆電話でネット接続が出来ました。
(現在でもできるみたいです。ぜひやってみてください!責任は負いかねますが)
どうやら当時はノートパソコンやPDAなどで使われていたみたいです。
最近はWi-fiを使うようになり、「ダイヤルアップ接続」は完全に過去の物となってしまいましたが、この方式がなかったら、日本どころか世界のインターネットの発展は、大きく遅れていたと思います。
またこの記事を書いていて感じたことは技術の進歩は素晴らしいと思いました。
十数年前までダイヤルアップ接続を使っていましたが、まさかこの十数年で、3Gから5Gに進化しようとしていたり、ネットの通信速度が速くなったりと、
これからの社会がどんな風になるのか楽しみに思いました。