皆さんこんにちは。64です。
ついにiPod touchが第7世代で最後ということになりましたね。
米Appleは5月10日(現地時間)、携帯音楽プレーヤー「iPod touch」の販売を、在庫がなくなり次第終了すると発表した。
初代iPodが世に送り出されたのは2001年10月23日。ユーザーはMacのiTunesを使い、最大約1000曲をFireWireケーブル経由で初代iPod(5GBの内蔵HDD)に取り込んで持ち運べたことから、「1000曲をポケットに」というシンプルな触れ込みで販売された。
iPodが発売されるまでSONYが開発した「MD」というミニディスクを持ち歩き、MDウォークマンなどで音楽を聴いていたりしていましたが、2001年にappleによって、iPodが発売されて以降、各社はデジタルオーディオプレーヤーの販売を開始。
従来は「CD→MD」という感じで音楽を取り込んでいたのを「CD→iPod」へ変化していきました。また曲の情報を入力できるのに加えて自分の聞きたい曲を検索できる機能がついていたことからヒットしました。
2004年にはシルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、グリーンの5色展開の「iPod mini」が登場しました。外装のアルマイト仕上げは、YKK株式会社が担当していたり、日立グローバルストレージテクノロジーズの1インチマイクロドライブ (Microdrive) をストレージとして採用していたりと日本企業の製品を多く採用したiPodでした。
2005年には後継機の「iPod nano」が登場。のちの第6世代では正方形のマルチタッチディスプレイが搭載され、後に発売されるApple Watchの開発コンセプトにも引き継がれることとなりました。
"すべて、偶然に任せよう。(Enjoy uncertainty.)" "Life is random."
というキャッチフレーズと共に2005年に販売されたiPod shuffleはなんと画面がありませんでした。名前の通りiPod内の曲をシャッフル再生するというコンセプトのiPodでランニングなどの運動中に使用することに向いてるiPodでした。
iPhoneからSMS機能を除いたデジタルオーディオプレーヤーとして2007年に発表されたのはのちに最後のiPodとなる「iPod touch」。第5世代からはiPhoneの廉価版という立ち位置になりました。そして2022年5月11日、製造終了が発表されました。
今回の発表は少し衝撃的な発表でしたが、近々製造終了するだろうとは思っていました。2019年に第7世代は販売された際、世の中ではほとんどの人がストリーミングで音楽を聴くという時代にすでになっており、iPhoneで十分であろうと考えていました。そのため第7世代は新しいもの好きの人が買うか、iPodを使用している従来のユーザーが買い替えるようか、Apple好きが買うかという需要が従来のiPodに比べると、あまりない状態だったのかなと思います。
しかしメモリに保存して音楽を持ち歩くというスタイルはiPodが作り出したと言っても過言ではありません。iPodは全世界に革命を起こした商品だったと言えると思います。
今回の記事だけではiPodのすべてを書ききれませんでしたので、iPodのシリーズ記事を書いていこうと思います。お楽しみに。