横浜の行列ができるラーメン店「吉村家」へ行ってきた。優秀なビジネスモデルとその感想。

僕は北海道出身で、大学生である。友人がジェーリーグの試合を見に横浜へやってきた。だが、コロナで延期。悲しすぎたので、もうひとり、すぐ会えそうな友達を誘って遊ぶことにした。コロナに関して、しっかりと横浜駅でもマスクはつけていない。ウイルス様をマスクで防備できるとは思っていないし、気分が下がって免疫を下げてしまっては元も子もないからだ。

日記入りまーす。ビジネスの観点から語ったので下にスクロールされても構いませーん。どうぞごゆっくり。

特にこれといった用事がなく、いつも通り待ち合わせに30分遅れて到着した。僕の周りの友達は優しいのでなんだかんだすぐ許してくれる。で、飯食うかってあるあるの流れで、昼は早い11時半頃だったがランチになった。

待ってた友達は吉村家というラーメン店が有名だって教えてくれた。大概だれかの意見があれば、じゃあそこ行こってなるので、今回も例に漏れずそういう流れになった。

吉村家は横浜駅西口を出て、ヨドバシカメラ、ビブレを超えて5分くらい歩いてでかい通りを左折したらあった。

したら、ホントに行列で、20人くらいが外の席に座って待っていて、椅子に座れない人たちも折り返して行列を作っていた。食券を買って並ぶスタイルで独特さを感じた。

ラーメンは大盛りを注文した。まわりのサラリーマンがめちゃくちゃ早食いでビビったが俺も負けじと平らげた。旨かった。友達は少しだけ死にそうになってたけど旨かったのは共通認識。チャーシューが旨い。なんか、旨い。

僕が話したいのは、ビジネスだ。

行列と店員のプレッシャーで、15分以内で飯を食わせて、半分の席の人が一斉に変わる仕組みにしている。これがなんとも優秀だ。これによってそこらへんの店よりも、高回転率でさらに行列を作り出す。トレードオフに見えることをやってのけている。

座席数は約25。回転率は、少なくとも30分で1回転と考えて2回転毎時。平均単価はたぶん900くらい。一時間あたりの売上は4.5万。12時間営業のようなので一日の売上は、閑散する時間を適当に加味すると、約50万。原価を高く見積もって、4割だとして、一日の粗利は30万。店員は8人くらいいたので一日の人件費10万。あと考慮するのは、ガス代と土地代だが、僕は18歳なのでそんなものの相場はわからない。月に100万だとして一日3万。一日の営業利益で10万弱。月に300万。年に3600万。

（フィリピンで新しいホテルを作るための不動産物件を探すインターンをしていたのでフィリピンの地代は想像つくが日本、横浜はまじでわからん。）

なんか、あんなにすげぇ仕組みで、美味しくてたくさん食べれる人気店でも税引き前で3600万かって感じ。他にも経費で取られるだろうし、固定費、在庫、安全管理などのリスクを鑑みるとリターンが割に合わなく感じてしまう。

これはスマホネイティブ、SaaSネイティブの僕ら世代特有の考えかもしれない。もしかしたら、僕が強欲なだけかもしれない。

全国展開をしても、特に固定費の拡散効果もあまり見込めないし、飲食店やるのは趣味だったり、社会貢献の一環なのかなとも思ってしまう。

食は欠かせない。文化や人間らしさが詰まってると思う。でもお金稼ぎをしたいから飲食店はやめたほうが良いんだなって改めてわかった。でも、なんかやりたくなっちゃうんだよね。わかる。

僕はエゾシカ（北海道にしかいないシカ）の革を使ったバッグを今つくっていて、それと鹿肉料理、道産米、うまい酒、エモい動画、ARをふんだんに使ったレストランかカフェかバーみたいな飲食店を開きたい。

結局は金じゃないんだよね。ってとこに行き着いた。新型コロナに負けず皆さん頑張りましょう！良かったらイイねとフォローお願いしまーす。

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