今回は『【クリスペ公式小説】CryptoSpells外伝で盛り上がりたい』ということでクロサワ氏の企画している『小説考察大会』に参加してみようと思う。
個人的にこのようなゲーム外での大会では大好きである。
クリスペとは勝つためには強力なカードやプレイスキルが求められるゲームだが、それが必要ないからである。
この大会では賞品として500ALISが提供されている。
賞品がALISという点だけをみると、クリスペとはあまり関係なく思えるかもしれないが、実はそんなことはない、しっかりとこの大会に参加するメリットがクリスペユーザーにもあるのだ。
それは現在ALIS×クリスペでコラボ企画中の『蒼炎の崇拝者』の獲得へと繋がることである。記事を投稿して得られる「いいね」によって500ALISを達成すれば、なんと『蒼炎の崇拝者』を手に入れることができるのだ。
残念ながら、ここで条件となる500ALISは今大会の報酬で得られる500ALIS(投げ銭)とは別計上のため優勝すれば一発でカード獲得とはならないが、その足掛かりにはなるだろう。加えて、このような企画が存在し、文字を書くだけでもカードを獲得できるチャンスがあるのだということを広報できる点でも素晴らしいと思う。
繰り返すが、クリスペとは、勝つためには強力なカードやプレイスキルが求められるゲームである。
アセットの揃っていない新規プレイヤーや、エンジョイ勢であるライトユーザーでは、ゲーム内のコロシアムで結果を残すことが難しく、プロモーションカードの獲得は困難である。もちろん参加するだけで抽選権を得られたりするような、必ずしも上位入賞がカード獲得の条件となるコロシアムばかりではないことも事実だ。しかし、そのような条件のコロシアム参加者の母数は多く競争率は高い。不定期であるため上手く日程の都合が合わなかったりもする。そのため、やはり新規やゲーム初心者が賞品を獲得できる可能性は低いように思うのだ。
しかし、今回の企画はカードも運も日程調整も必要ない。
ただ文字を打ち、タグを付けて投稿するだけで、カードが獲得できるのだ。
カード自体の性能はブロンズカードと何ら変わらないが、限定カードということで価値はつく、このカードを元手にトレードをすることでカード収集への道が開ける可能性もある。
新規ユーザーや予算の限られる庶民派ユーザーの方々はこぞってALISでクリスペの記事を書くべきである。ALISも貯まる、カードも貰える一石二鳥である。
ちなみに今回の企画は彼の企画するもう一つのイベント蒼炎の崇杯とも連動している。
それだけではない、ALISという媒体で大会を行うことにによって、ALISユーザーではあるが、クリスペユーザーではない人達の目にもこの企画が目に止まる。
クリスペというゲームを全く知らなくとも、賞品で500ALISがもらえるかもしれい。NFTゲームのカードも獲得できるかもしれない。なんて思ってもらえれば、ALIS内に眠る潜在的なクリスペ新規ユーザーの獲得につながるのではないか?実に巧妙である。そしてこれは逆も然り。我々クリスペユーザーにも言えることである。
ALISを利用しているうちに、クリスペ以外にも興味関心を惹かれる記事に出会い、世界が広がる可能性もある。
実にメリットしかない企画。Win-Winどころではない。Win-Win-Win-Winである。
バイブだったらその挙動の激しさにとっくにねじ切れてしまっているだろう。それぐらいWin-Winしているのである。
おそろしい、まるでALISの回し者ではないか疑いたくなるほどに計算されている。
さて、前置きが長くなってしまったが、本題である【クリスペ公式小説】CryptoSpells外伝の考察をしていこうと思う。
クリスペ公式小説は、実はたしか1年ぐらい前からプロジェクトが始まっていて、当時はディスコード内に専用ページが作られて、そこに話が掲載されたいたり、小説に連動する形でNFTが販売されていく~なんて話にもなってた。もう皆わくわくさんだった。だけどいろんなゴタゴタがあって結局いったん中止になった。当時のトゥイッタランドも割とざわついていたのを覚えている(ざわついてるのはいつもか)。ただ、今回こうして無事に第1話が掲載された今となっては、運営・ユーザーの双方からその過去にはあまり触れたくないような雰囲気を感じる...。
これについては『第2回クリスペ文豪杯』の時にネタに困って雑にまとめたものを投稿しているので気になる人はどうぞ。(掘り返していくスタイル)
実はその後もネタに困ってもう一回小説ネタを擦って、外伝の二次創作的なものは既にふざけて書いていたりもする。
節操なくいじり倒してるけど、当時の小説プロジェクトに本当にワクワクしてたのは本当に本当なんでどうか勘弁しほしい。
というわけで、幻の1話から1年の歳月を経て無事再始動した小説プロジェクト。
もちろん楽しみである!さっそく考察していこうと思う!!!
わしが思うに、今後この世界は大々的な食糧難に襲われるね。
「霧の季節」?これのせいでなんか世界がヤバ谷園なことになる感じだよね。
クリスペ1年やってればだいたいわかってるから。クリスペの世界観とかもう完璧よ。
もうわかっちゃってる。「ピザって10回言って?」って言う奴が、得意げな顔して次に「じゃあここは?」って言いながら肘を指差すぐらいわかる。
あーはいはい、膝ね。
間違えるわけねーじゃんこんなのww
もうそれぐらいわかる。この先の展開、完全に読めてる。
つまり今後の展開はこんな感じよ。
異常気象、荒廃した大地、蠢く魔物たち。人々は農村を捨てさり耕作地を放棄、城壁のある街へ籠って暗鬱とした毎日を送ることを余儀なくされる。日に日に倒れていく町民達、飢えや不安から起こる暴動、と略奪の数々。もはや明日の食料にありつけるかどうかもわからない日々、緩やかに腐り落ちていく人類...。
だれもがこのまま死んでいくんだと覚悟し始めた時...突如、彼らを救う救世主が現れる...!
それは......。
とんかつが世界を救う。
作物は育たない、家畜もいない...だがしかし、不思議なことに毎日揚げたてのとんかつを大量に出荷しはじめる工場ができる。
揚げたてのとんかつは街民全員の手に行き届き、誰もがその美味しさに頬も涙も落とすことになる。人々の飢えと心は満たされる、争いはなくなり平和な日々が戻ってくる。人々は今日も毎朝決まった時間に工場の前に列をなす。街の中央から入口まで続くような大行列だ。そして順番にとんかつの配給を受け取る。
おいしいね。あったかいね。と嬉しそうにとんかつを頬張る子供達、それを幸せそうに見守る大人たち。広場には笑い声が溢れ、荒れ果てた街は整備されていく。
そう、世界はとんかつによって救われた...。
かに思えた。
しかし、そうではなかった。
減っている...。はじめは気づかなかったが、確実に減っているのだ。
まだ人々が飢餓に苦しみ暴動が起きている日々では気付けなかった。
毎日人が死んでいたし、街を歩けばそこら中に暴動で命を落とした者たちや浮浪者、老人、捨てられた赤子、生きることを諦めた者たちが伏していた...。
皆、自身が生き残ることだけに必死で、他人には無関心であった。死にかけの他人、あるいは死んでしまった他人を平然と跨いでは、身を守り、寝床を確保しては残飯をあさることに必死だったのだ。
死んだ人間の数など数えていられない、身内以外の顔など覚えている余裕などない。
あの暴動で、あの飢饉で、それほどまでに人々は死に絶えてしまったのか。
賑やかだった街道はこれほどまでに寂れてしまったのか...。
今日も工場の前に行列は続く。"ある魔法使い"が運営していると誰かが噂していた。
はじめは街の入口まで続いていた行列も、いつの間にかだんだんと短くなっている気がする。
街中で、今日もとんかつを食べる。
人々が飢えを忘れて一週間もした頃からだろうか、不思議と、突然体が動かなくなってしまう病が流行り出した。病に侵されるのは体の弱い老人や子供が多かった。
いつの間にか工場の隣に病院ができた。聞けば、流行り病の病人専用施設だという。
動けなくなった者たちは皆そこへ連れいかれた。"魔女のようにきれいな女医"が看病をしてくれるらしい。この女医見たさに病院まで連れ立って行った者たちもいるそうだが、不思議とその先の噂は流れてこない。本当にきれいな女医がいるのかどうか、誰もはっきりとはわからない。
動けなくなった者達が今日も運ばれていく。
人々は今日もとんかつの列に並ぶ。
みんな笑顔だ。笑い声が増えた。活気が増えた。若者が増えた。空き家が増えた。
今日もとんかつが出荷される。十分な量のとんかつが。出所は工場。皆それだけしか知らない。
今日も病人が運び込まれる。病院から帰ってきた者がいるのか、誰も知らない。
減っている...。
もはや誰もが薄々気付いている、気づかない振りをしている。
皆張り付いたような笑顔で暮らす。今日もとんかつが美味しい。たくさん食べれて幸せだと。いつしか人々の目から光が消えていった。街民は今日もとんかつを求めて列をなす、行列には幸せに緩む面々が連なる、焦点の定まらない暗い瞳とは対照に、剝き出しに笑う歯だけが不気味に光っていた...。
~完~
間違いない。こう来るね。
そして、ここに怪しいとんかつ工場を作るよう指示しのたがきっと「トゥアル・タミナス」って奴だな。こいつは世界をとんかつで支配しようと目論んでる。間違いない。「秘密結社TON☆NEKO」を組織することでキルケーのクローンを量産し世界各地に怪しいとんかつ工場を作って人類をとんかつ漬けにしようとしてる。とんかつ人間の人口が世界の8割に達した時点でたぶんこいつは復活して星をとんかつに変えようとしてくる。そう、きっと宇宙の星々をとんかつに変えて周ってるとんかつ星人のスペースギャングなんだよコイツは!!
そして世界を放浪していたドラゴンシッター・グラナが偶然森でアルベリッヒと出会い、ともに旅をすることなって、道すがらやっつけた量産型キルケー乙式CZ-改の脳内をハッキングして聖遺物である"聖なるとんかつ"の在りかを突き止める。なんやかんや聖なるとんかつを手に入れたアルベリッヒとグラナはそれを「リシュオン」にもっていって、空中庭園のなんかとんがったイイ感じのタイタニック的な場所に2人で立って、そこで空にとんかつを掲げて「バルス!!」と唱えると、世界の悪しき者たちがぐわぁー!って言いながら光の衣に包まれて聖なるとんかつに封印されて世界は救われる。
光が溢れかえる下界をバックに2人のキスシーンが流れて、その後アルベリッヒとグラナが結婚してハッピーエンド。
間違いない!コレだわ!完璧だな!!これしかない!!!感動した!!!
もう大ベストセラー!アニメ化間違いなし!なんなら映画化まである!!間違いなく全米が泣く!主題歌はRADで監督は新海誠!実写だったらグラナが橋本環奈でアルベリッヒはわしだ!!見えた、クランクアップの打ち上げで泣きながら橋本環奈とハグしてるわしが見えた。グラミー賞受賞してドレス姿の橋本環奈と手を組んでレッドカーペット歩いてるわしまで見える。そんで司会者に環奈の髪型をバカにされ粛々と司会者にビンタするわしが見える!
おっしゃ!こうしちゃいらねぇ!早速役作りだ!
明日から己の中のアルベリッヒ探しの旅に行ってくるわ!!
まってろォ環奈ァ!!!!