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遠くへ行きたければ、みんなで行こう!

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  • Tomoo Kato
  • 2020/01/04 09:11

 

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人の悩みの原因は、9割が人間関係に関すること。そんな風に言われて久しいですね。人と人の間に生きるのが人間です。誰もが、人との関わり合いを良くしたいと願っていると思います。今日は、仕事の組織のことについて。私たちは人生の大半を仕事場で過ごすといっても過言ではありません。チームづくりについて考えていきませんか?


 

ハイタッチこそ我が人生

みなさんは、職場でハイタッチをしますか?

していないにしても、ハイタッチができる関係性ですか?

ハイタッチってとてもすいきだと思うんです。

喜びを分かち合うわけですから。

あとボーリングのとき、誰かがスペアやストライクを出したら、ハイタッチしますよね?

あれは、人の幸せを自分のことのように喜んでる。

最初は、内心悔しいと思っていたっていいんです。

あのハイタッチこそが、私たちの目指すべきゴールの一つ。

あのハイタッチのできる環境こそが、私たちが整えるべき最低条件の一つ。

ハイタッチは、私たちが目指すべきものであり、

そして、備えておきたい最低限のことでもあると考えています。

ぼくもまた、ハイタッチを目指す一人です。一つのプロジェクトをやり遂げたとき。誰かと交わすハイタッチは、何にもかえがたい瞬間だなと思っています。


 

一人で行くこと、みんなで行くこと

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
 

アフリカの古いことわざです。

早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。
 

この言葉は、一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。


 

私たちの組織の中には、一人はイノベーターと言われたり、パイオニアと言われたり、またはインフルエンサーと呼ばれるような存在がいます。

この記事をご覧いただいているあなたは、多分、周りからは、そう思われているはずです。組織を良くしたいと願って、無名の私の記事まで読み漁りにきてくださっているのですから。かなりの勉強家のはずです。


 

そんなあなたは、今日まで、本当にがんばってきたのだと思います。

たくさんの情報を集めたのだと思います。

本屋さんに行っては、棚ごと買う勢いで本を買いまくり。

飲み会の席では、チームがよくなるように仲間の不平不満を聞きまくり。

インターネットでは、マネジメントの記事を集めまくり。

本当にお疲れさまです。ぼくは、みなさまの努力に共感します。

そして、そろそろ感じているはずです。

そろそろ仲間が欲しい。と。

そろそろ自分一人でやっていくのは限界だ。と。

こんなにも伝えているのに、なんで伝わらないんだ、と。

しかし、ここからは、自分一人で学んでいけばいいわけではありません。

違う筋肉が必要になってきます。

そこで、私たちは腕を組んで考えあぐねます。

考えて考えて、たくさんのアイデアを出して・・・ついに、こう考えます。

うちの組織じゃ無理か、と。


 

私たちは人生の多くを職場で過ごす

私たちの労働時間は決して短くはありません。

一日8時間労働だったとすると、一日の3分の1は職場にいることになりますね。

残業などで、12時間になると、一日の半分。これはすごい。

でも、まあ、ここは8時間として計算すると、週5日働いて40時間。

1年間で50週間働くとしたら、

40時間×50週間=2000時間

2000時間も職場で過ごす!!多分、多くの人は、それよりももっともっと多いことでしょう。

そして、フリーランスが増えてきたとはいえ、圧倒的に会社勤めの方が多いのが事実。

だからこそ、これだけのボリュームを費やす職場での時間が良くなれば、とてもいいなって思うんです。

だから、ここに向き合っていく必要がある。


 

あなたの所属する組織はちゃんと「チーム」ですか?

チームとは、なんでしょうか?

そこに一緒にいれば自然とチームになれるのでしょうか?


 

例えば、スポーツチーム。

サッカーのチームであれば、フォワード、ディフェンス、ミッドフィルダーゴールキーパー、それぞれの役割があります。

野球のチームであれば、打者、投手、捕手、野手という役割があります。

バレーボールでも、バスケットボールでもなんでも役割分担がありますね。


 

役割分担があればチーム?

じゃあ、小学校の頃にあった給食当番。

給食当番に割り当てられた班。

ごはん担当、おかず担当、スープ担当、デザート担当、飲み物担当。など。

役割分担されてます。これは、チームと言える?

これは、グループと言われます。給食当番のグループとは言いますが、給食当番のチームとは言わないのですね。


 

では、チームとグループは何が違うのでしょうか?

明らかに違う点。

それは、チームには、目的や目標がある。

そして、それがしっかりと共有されている。

グループには、明確な目的や目標が設定されていない。

もしくは、設定されていたとしても、共有がなされていない。絵に描いた餅状態。

(目的や目標については別の機会に)
 

スポーツチームには、勝つ!という目標があります。サッカーはゴールを決めたいし、野球も点数を取りたい。

給食当番は、とりあえず配膳を終わらせるということは分かっています。でもどうでしょうか。でも、それは役割であって目標ではないですね。

でも、「マナーよく配膳をする」とか「10分後にはいただきますができるようにする!」なんていうみんなで目指す目標ができれば、その瞬間にチームになります。

ここで、気をつけていただきたことは、チームは質の高い組織で、グループは質の低い組織、というわけではないということです。

なんでもかんでもチームにすると、疲れてしまいます。目的・目標を目指すって、エネルギーの要ることですからね。

給食当番は微妙なところですが、自分たちの楽しみのために遊ぶときにはチームにしなくてもいいかな?

やっぱり遊びはグループ程度でいいよね。なんて私は考えています。

さて、仕事をする上では、やはりチームでいたいものです。

なぜなら、自分自身のことだけを考えていると、組織はうまくまわっていきません。組織を動かしていくには、貢献が求められますよね。では何に貢献をしていくかと言われれば、目的とか目標になるわけです。

あなたの組織は、ちゃんと「チーム」ですか?


 

いかに早く、グループをチーム化していくか

令和2年はここに焦点があたる年になると思います。

個の時代と言われるます。

個がアップデートされ、これまでにいなかった知識やスキル、経験を備えた人財がどんどん現れます。

だからこそ、人と人とのつながりもまたアップデートされていくことでしょう。

業界で突き抜けた個になるのは、決して難しいことではない時代となりました。発信の仕方、コミュニケーションの取り方など、後天的なトレーニングで、多くの人に実現のチャンスがあります。

しかし、突き抜けたチームとなるのは、まだまだ難しいものです。

VUCAの時代と言われ、常に変化が求められる時代に差し掛かりました。

 

 

ここ数年で、業界にはたくさんのノウハウが溜まってきたはずです。

この波に乗っていけるのは、人とのつながりをつくる人です。

ノウハウは知っているだけでは意味がありません。

行動に移していかなくては。


 

⭐︎一歩踏み出す質問⭐️

どんなチームをつくっていきたいですか?

 

 

 

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