見ていて感動すら覚えてしまう1台、ジャガー・Eタイプ!!
1961年生まれの車、ジャガー・Eタイプ
あのエンツォ・フェラーリも「世界で最も美しいクルマ」と評したそうです!
「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」にアートとして永久収蔵もされているみたいですね!
デザインを担当したのはマルコム・セイヤー。なんと大学では航空学を学んで、初仕事は戦闘機の改良というバリバリの理系(自分でも空気力学者と主張していたそうです)!デザインを専攻したデザイナーというわけではないんですね。
この空気抵抗の少なそうな流線形、ロングノーズの黄金比。普遍的な美しさが宿っていますね~。
この車を解釈して生まれた2台の車たちが日本にいました!
1967年生まれの車、トヨタ・2000GT
ヤマハとの共同開発で作られた、トヨタの生み出した名車ですが(唐沢寿明さんが寄贈したことでも少し話題になっていました)、開発段階でEタイプを参考にしたと言われているようで、確かに香りを感じますね!
ちなみに、ヤマハとの共同開発は今もLFAなどの車では行われているそうです。
1969年生まれの車、S30型フェアレディz
開発を指示した当時の米国日産社長である片山氏から、「ジャガー・Eタイプのような車を造ってくれ」という注文があったようです。
トヨタ・2000GTと比べると角ばっているように見えてしまいますが(それがまた味があるのですが)、環境・条件が異なるので単純な比較は難しいですね。
約714万円(現在価格に換算)で全生産台数337台であるトヨタ・2000GTに比べて、このs30は約252万円で世界総販売台数55万台にものぼっていたようです(すごい!!)。
ジャガー・Eタイプを解釈して生まれた車2台はそれぞれ名車になっていったのですね!
そして国内外で大人気となったフェアレディzは今年、新型が発表されました!歴代のzのいいところを凝縮させたとのこと!s30のテイストも感じます!
ジャガー・Eタイプを参考に生まれたs30、s30のテイストを盛り込んで生まれる新型z。
ジャガー・Eタイプがフェアレディzという伝統を通して、今も車のかっこよさ・美しさを教えてくれている気がします!
THANK U FOR READING!!