読者の皆様、いつもコラムを読んで頂きまして、ありがとうございます!
世界中で、流行してしまったた新型コロナウィルスより、私達の生活、命までも脅かされてしまいました。しかし、目に見えない敵と戦う私たちは、人類みな、仲間です。
肌の色、人種、宗教関係なく、気持ちを一つに闘いましょう。
自分がクラスターにならない、移さない、広げない、1日も早く新型コロナウィルスの終息を願います。
宮比彩羽のエンパワーメントコラムをお届け致します!(empowerment)「自信を与えること」「問題解決能力をつけさせること」たくさんの方々に、可能性を広げる豊かな心と創造的思考になれるように、アシストします。どうぞ宜しくお願い致します!
ネガティブな心、思考が作り出した現実世界から抜け出しませんか? 私たちが日々生きている日常は、自分の潜在意識が顕在化された世界です。
今自分の仕事が猛烈に詰まらなくて、やりがいもなく、ただ忙しくて、自分の時間、労力が本当に無駄になっていると心底思っていたら、不満足な自分に当然イライラしていることでしょう。
その環境を本気で変えたいと、行動したことはありますか?何のために、その会社にいて、技術力や能力、本当に何も得られていないのだろうか?
思考停止を解除して、自分の今の状況を整理して、次のアクションを探しましょう。
2019年年末に放送された【アメトーーク!年末SP2019】で、明石家さんまさんが出演されていました。若手芸人がさんまさんに、質問をしました。
その答えを聞いて、だからさんまさんは一流で居続けるのだと確信しました。そして、そう心に決めれば、もう落ち込まないのだと、思いました。
若手芸人【さんまさんって、落ち込まないんですか?】
明石家さんま【俺、落ち込んだことないねん。落ち込むほど、実力ない。だから、明日や!】
この回答を聞いた後輩芸人たちは、納得していた。
【落ち込むほど、実力ない。】というのは、悪い意味で無理やり自分を過小評価しているわけではない。
自分は、無力、無能だと、あえて下げて言ったわけではないということ。ありのままの自分を受け入れて、最も肯定的であるということ。つまり、どんな自分でも、自分を認めている証拠。
心理学では、自分高く評価せず、謙遜しながらも学ぶ姿勢を知的謙遜といます。知的謙遜が高い人は、自意識過剰になりません。
仕事でも自分が思ったようにできないこともある。けれど、落ち込む背景には、【自分が思っている以上にできる】というプライドや自己評価がある。
その自己評価が自分自身で、自尊心を傷つけるならば持たない方が健全である。
さんまさんが言った【落ち込むほど、実力ない!明日や!】の発言には、謙虚さを持ちながらも、明日は今日よりも良いパフォーマンスをするといった努力する姿勢が表れています。
真面目な人ほど、うつ病になりやすいのは、自分を良い意味で甘やかしたり、自分に対するOKラインが全然OKじゃなくて、自分がOKだと全く認めてない場合が多い。
どんな失敗をしても、謙虚な気持ちと自分を受け入れ、ビギナー精神があれば、誰でも学べて、成長できます。
心理学の論文でも明らかになっていますが、過信は人の能力を下げるというデータが出ています。過信することによって、脳はもう学ぶものはない、コンプリート状態だと認識してしまいます。謙虚な姿勢とは、自己認識力の高さを意味するので、過信しない人には、絶対に勝ちようがないのです。無限に学べるからです。
パフォーマンスの悪い今の自分もしっかり受け入れてから、新しい明日があります。捉え方を変えれば、2020年の目標も明確に!