コロナの影響で企業の業績悪化により内定取り消しや採用条件、人数が厳しくなった企業も多くあります。就活生にとって、採用の不合格通知は自尊心や自己肯定感を下げる大きな要因でもある。
しかし、そんな不合格通知が次に自分が目指す目標、あるいは新しい事へ挑むきっかけになる、最大限の送り出しのエールが書かれていたら、こんなにも嬉しいことはない。
今Twitterで、Googleの採用担当者が送った不合格通知メールが話題になっている。
一度は経験したことがある不合格通知で、これほど人間味溢れる心温まる通知を受け取ったことがあるだろうか。
機械的な合否通知を送っている企業も多い。だけで、Googleでは、全てのご縁に感謝し大切にしている。今回その会社に入社できなかったら、一生チャンスがないという門前払いの不合格通知ではなく、
『やっぱり、将来はこの会社で働きたいんだ!仲間になりたいんだ!今よりももっとスキルや能力を身につけて、面接再トライするぞ!』
と、さらに自分の成長に繋がる社会人経験を積む事に違いないだろう。
新卒採用に拘らず、中途採用での明るい未来を提案してくれる配慮のある人事担当者に感銘を受けました。
次Googleに入社できた時、きっと思うだろう。『あの時、受からなく良かった。』と自分のやる気や反骨芯を掻き立たせてくれた、『あなたをもう一度待っている!』と送り出されたあの不合格通知の事を思い出す。
なんでもやれば、そつなくできる天才タイプよりも、時間はかかったけれども、努力して創意工夫し、試行錯誤してきた人の方がグリッド(粘り強さ)は人一倍大きい。
その粘り強さをGoogleはきっと待ち望んでいる人材なのだと思います。
天才タイプを追い抜く人は、継続力と好奇心が強いタイプである。創意工夫は、好奇心がなければ絶対にできない。考えることに何の意味もなさない、興味もなければ、その時点で思考停止、成長は終わる。
会社は、人の組織であり、人が作る、人のための人の活動である。
『ヒト』を1番に大切にしていることを理解している企業こそ、良い人材が集まり、ビジネスも上手くいく。
世界一就職したい企業ランキングに選ばれているGoogleは、まさに人間力が高く、最強の人の集団なのだと思います。
(画像出典:アメリカの学生が選ぶ「夢の就職先ランキング50」 第1位はやはりあのIT企業!)