横断歩道を赤信号で渡っていても,雨の日に傘をさしてイヤホンをしながら自転車に乗っていても,多少のルール違反なら見逃してくれるお巡りさんがブチギレる犯罪,それが大麻.
私は大麻の使用は反対です.
こちらの記事では
「常習性も身体への害も、煙草よりはるかに少ないと言われていますし」と述べられていますが,大麻の有効成分であるカンナビノイドが脳に悪影響を及ぼすことが科学的に証明されています.
詳しい内容は以下の大阪大学のページを読んでください.カンナビノイドの危険性を理解するならこれで十分…!!(つーか,専門外なのでリンクを張るのが限界).
タバコと大麻のどちらが危険かということは議論の余地があるかもしれません.しかし,この大阪大学の研究から大麻を嗜好品として使用するのは危険ということは明らかなので,大麻の使用は禁止するべきです.
ただし,こちらの記事で期待されているように,大麻には病気の症状を抑える効果が個人レベルの話ですがあるようです.
2016年には日本で末期がん患者が大麻を栽培して裁判になったものの,大麻がガンの腫瘍を小さくしたとニュースになりました(大麻とがんの因果関係は不明ですが).
大麻にも100%有害な植物ではなくメリットもあるので,大麻に含まれているカンナビノイドそのものががんに効果があるのか,それとも他の成分ががんに効果があるのか研究で突き止める必要があると思います.植物の成分ごとの効果を調べるのはかなり大変らしいですが是非やってください.
●まとめ
科学的に大麻に含まれるカンナビノイドは脳に害を与えるので,大麻そのものを嗜好品として扱うのは禁止すべきです.しかし,大麻に含まれる成分には末期がん患者等にとって有益な成分があるかもしれないので,大麻の研究は許可したほうが良いと考えています.
余談ですが,中学生の頃に「警察官って大麻を親の仇のように取り締まるけど,もっと捕まえるべき犯罪者いるでしょ,ビビってるん?」って話を友人にしたら友人の父親が警察官でした.人の職業をバカにするのダメ.ゼッタイ.