ラダックの僻地ツアーの7日目最終日。
この日はコルゾック村を出発してレーに戻ります。
途中いくつか湖を通過します。
それぞれの湖が全く違う個性を持っています。
ここはツォカルと呼ばれる湖。
向こう岸にうっすら見える白い部分は雪ではなく塩です。
かつてはこの湖に塩田があり塩の生産が盛んでした。
さらに道中温泉の沸いている地域も通過します
鶴に遭遇
狐さんも
そしてこの旅最後の寺院を訪問
村のお婆さんに鍵を開けてもらって中を見学
その後離れにある祠のようなお堂のようなところへ
このお堂の奥は洞窟のようになっていて、人間一人が入れるような通路が奥に続いていました。奥には小さな観音像が。
撮影ができるような雰囲気ではありませんでした。
ものすごい存在感があり、手を合わせてこれまでの旅の無事に感謝を捧げました。
このお寺の後は、標高5000メートル以上の峠を越えて、レーに戻るだけです。
その前に途中の食堂でお昼ご飯。
マギーと呼ばれるこの地域で超ポピュラーなインスタントラーメン
昼食をとっている最中、自分たちとは逆方向に大量のインド軍のトラックが進んでいきます。その数50〜100台ほど。
その様子をぼんやりと眺めながらお昼を食べていました。
昼食後、バスに乗り込んで最後の峠を目指します。
そうすると進行方向から一台のジープがやってきて、何やら運転手さんに伝言をしてくれました。
どうやら、この先の峠でインド軍のトラックが2台横転して、道が完全に塞がれてしまい、二日間くらいは通行止めなのだそうです。
幸運にも峠とは違う道を進めばレーに戻れるそうです。
そのためには、これまできた道を大きく戻らなければなりません。
ですがその道には大量のインド軍のトラックが今進んでいる状況で、ガタガタ道に大型車が大量にノロノロ運転しているのを通過しなければいけない状況です。
ものすごい時間がかかることが予想されました。
こんな感じのインド軍車両が数キロにわたって列を作っています。
ですが自分たちの運転手さんも元インド軍ということで、こういった状況下の運転に慣れていて、難なく次々とインド軍車両を追い抜いて先頭に立つことができました。
後は数時間かけてレーまで戻ります。
予定より数時間遅れただけで無事にレーに到着しました。
レーに着いたら、インドのビールキングフィッシャーのウルトラマックスというものを飲んで、気持ちに区切りをつけました。
想像したよりも濃厚な7日間でしたが、ビールを飲みながらすでに気持ちは翌々日からのザンスカールの旅に向いていました。
旅の初日の様子
旅の二日目の様子
旅の三日目の様子
旅の四日目の様子
旅の五日目の様子
旅の六日目の様子