宗像からフェリーで30分ほどのところに大島があります。
雨の中大島に上陸しました。
大島には宗像大社中津宮があります。
宗像大社の記事でも紹介したのですが、宗像大社とは宗像にある辺津宮、大島にある中津宮、沖ノ島にある沖津宮の総称なのだそうです。
沖津宮(おきつぐう) : 田心姫神
中津宮(なかつぐう) : 湍津姫神
辺津宮(へつぐう) : 市杵島姫神
それぞれに3姉妹の女神が1人ずつ祀られていて、宗像3女神と言われています。
大島にある宗像大社中津宮には、湍津姫神(たぎつひめのかみ)が祀られています。
雨のせいで自分たち以外は境内に誰もいなく、神秘的な雰囲気のなか参拝することができました。
とても広い神社です。
実はこの宗像大社中津宮は七夕伝説の発祥の地であり、境内には織女神社と牽牛神社があります。これについては別の記事で紹介したいと思います。
境内には”天の真名井” と呼ばれる御神水があります。
ここから狭い通路を降ります。
これが真名井
お水をいただいて清められた気分です。
最後に御朱印をいただきました。
3女神のひとり田心姫神(たごりひめ)は、大島よりさらに沖合にある沖ノ島の沖津宮に祀られています。
沖ノ島には住人はなく、女性は立ち入り禁止です。沖津宮では辺津宮の男性神職が10日交代で奉仕しますが、上陸する前には海の中で禊をするオキテになっています。
さらに草や石など一切のものを島から持ち出すことはできません。
島全体が宗像大社の境内になっています。
この島に行くことは不可能なのですが、幸い御朱印は中津宮でもらうことができるのです。
なんだか御朱印をもらっただけで、沖ノ島に上陸したような気分になりました😊