Scillaハンズオン~最新ブロックチェーンZilliqaを体験しよう!~
3月30日(土)にNeutrino TokyoにてパブリックブロックチェーンであるZilliqaのスマートコントラクト言語Scillaのハンズオンを開催しました。
当日はお休みにもかかわらず15名弱のエンジニアの方にご参加頂きました。
中にはスマートコントラクトを書くのも初めてという方もいらっしゃいました。
ハンズオンの内容
・アイスブレイク
・Zilliqaの解説
・Scillaの解説
・Scillaコーディング
・懇親会
Scillaを学ぶ前に、まずはZilliqaがどのようなパブリックブロックチェーンなのかを解説しました。またEtherumやEOSとのコンセンサスの違いやEthereumにおけるシャーディングとの違いなど、GaudiyがなぜZilliqaを採用したのかも含めて、Zilliqaのメリットや現状の課題を解説しました。
*Zilliqaは2019年1月30日にメインネットローンチ後、ブートストラップ期間を4月上旬に終了する予定となっており、スマートコントラクトが動作できるのは5月中頃と予定されています。
Scillaの解説では、基本的な文法の解説から実践的なテクニックまでScillaを使ったアプリケーションを作るにあたっての実践的なノウハウを共有させて頂きました。
実践的な部分では、実際にGaudiyのアプリケーションに組み込まれる評価ロジックをスマートコントラクトでどのようにコーディングするかに関して、サンプルを使って解説を行いました。
Scillaのコーディングは時間を長めにとり、いくつかの課題を進めて頂きました。
参加者の方には土曜の午後をめいいっぱい使い、Scilla言語と向き合っていただきました。今回の勉強会が、今後のブロックチェーン開発に役立てていただいたり、Scillaに興味を持ちZilliqaプロトコルを利用してみるなど、参加者やZilliqaコミュニティのお役に立てたら幸いです。
勉強会後の懇親会では、最近のCrypot界隈の話題や興味など、参加者の方々と意見交換を行うことができ、とても有意義な形で締めくくることができました。
また、今回の新しい試みとしてハンズオン中の質疑応答をGaudiyの掲示板を利用して実施してみました。
ハンズオン等のイベントもコミュニティ活動の一つですので、個人としてハンズオン実績が残ったり、ノウハウが当日参加できない方にもオンラインを通して残せるのは良いと感じました。