はじめての投稿となります。
昨今のNFTブームに乗っかって、クリスペのカードを売って、ウハウハしてやろうと思い描いて実際にやってみました。
一体いくら位掛かるのか?どのくらい手間が掛かるのか。など誰かの参考になることを願って記事にしてみます。
私はクリスペを始めて、まだ10日も経ってない超初心者です。そもそもクリスペを知ったきっかけはコインチェックのNFTマーケットの広告からでした。
https://coincheck.com/ja/article/456
その後、クリスペを初めるのですが
SPLと呼ばれるクリスペ内のゲーム内通貨を使うことでマーケットでカードを買えること
レア度が高いカードはtokenID(シリアル番号)が振られて発行枚数も決まっており、NFTという形で売買されていること
これらを実施するためにはMETAMASKというウォレットが必要なこと
が分かりました。
このカード1枚がコインチェックのNFTマーケットで0.15ETH(約3万円)とかで売りに出されているのをみて、クリスペのマーケットで買ってきて転売すればウハウハや!と思い試してみることにしました。
SPLは1000SPLで0.1ETHです。
ウロボロスは0.15ETHで売れるわけなので
1500SPL以内で買えれば儲かる!と安直に計算してマーケットを確認したところなんと270SPLで出品されてるではないですか。
ETH換算で0.027になるわけで、これが0.15ETHで売れるということは、おいおいNFT転売ボロ儲けやなと。
早速METAMASKにETHを転送して、SPLを購入、ウロボロスを無事に購入したわけです。
調べたところ、NFTマーケットに出品するには、クリスペのゲーム外に送信して、METAMASKにウロボロスを送る必要があるとのこと。
こっちは、相当な安値でウロボロスを手に入れた訳で、もう勝ったもの当然なわけです。
カードからウォレットに送信と。
手数料1810SPL!!!??
たかっ!!ETH換算で0.181になるわけで。
売れても完全に逆ザヤです笑
そんな訳でクリスペのマーケットで仕入れて転売して儲けるのは相当困難だと思います。
想像を絶する手数料が掛かるので、皆様先走って買わないようにしましょう笑
ゲーム内で仕入れて、売るのはなかなか厳しそうなので、NFTマーケット間で仕入れて売れば良いのではと考え、そちらの方法を試してみることにしました。
コインチェックNFTマーケットでヴァンパイアロードが0.15ETHで買われていたことを確認し、これより安い価格で手に入れることができれば売れるはず!と思ったわけです(懲りない笑
クリスペ内にもリンクがありますがmiimeというサイトでMETAMASKと連携してクリスペカードを買うことができます。確認したところヴァンパイアロードが0.028ETHで売ってる!!
早速購入だっ!!ポチッ!
Network feeたけえよ。。
これがいわゆるガス代ってやつですね。
ただ、今回は違います。ヴァンパイアロードは0.15ETHで売れる訳です。
しかもコインチェックNFTマーケットはガス代が無料らしいので今回は買っても儲かるぜ!と思いポチッとやりました。
その後、コインチェックNFTマーケットに移動して、METAMASKと連携して、いざ、入庫!(ちなみにコインチェックNFTマーケットはPCからじゃないと入庫できません)
(つд⊂)ゴシゴシ (;゚ Д゚) …!?
ガス代無料じゃないの!!?
Coincheckの口座をお持ちの方はどなたでも、NFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料です。
よく読んだら、入庫は無料じゃありませんでした。。
この時点で
商品代:0.028ETH
商品購入時のガス代:0.03425ETH
コインチェックNFTマーケットへの入庫時のガス代:0.01456ETH
合計:0.07681ETH
そして、出品時には販売手数料が10%掛かるため
0.084491以上で売らないと死亡
ということになります。
改めてコインチェックNFTマーケットの相場を確認すると
0.12ETHが売れていなかったり、実態として売れてるのは0.08ETH前後であることがわかりました。
ここまで来たらもう後戻りはできないので0.09ETHで出品したものの1日経っても売れることはなく0.089ETHに値下げをしたところ無事に売却することができました。
結果的には売れたものの
販売額0.089ETH-原価0.084491ETH=
利益0.004509ETH(966円)
上記から分かる通り、他のマーケットで購入しても、ガス代や各種手数料が乗るため実態としてはほとんど利益が出ませんでした。むしろ、時間といつまでも売れないモヤモヤが溜まりまくりです笑
なかなかNFTウハウハ計画は難易度が高いことが分かりました。
同じ事を考えている方の何かのお役に立てれば幸いです。
なお、希少カードの相場などは廃猫さんが非常に丁寧にまとまってるので興味がある方は覗いてみてください