昨年、業務でプロアスリートの方に講演いただきました。
現在はスポーツでどう社会課題を解決するかを取り組まれており、参考になりそうなことをいくつか抜粋します。
■スポーツの自立
スポーツも自立して社会貢献する必要がある
→社会課題をスポーツはこのように解決できると言う、ビジネスモデルをいかに作るか。
■スポーツによる行動変容
例)pokemonGO
歩くことが起点となるゲーム
→「健康のために歩く」ことは正しいが、このアプローチでは定着が困難だった。
pokemonGOは「楽しいから歩く(結果的に健康になる)」と行動変容に寄与したと考えられる
例2)ハーグ(オランダ)のスポーツクラブ
会費を払っているお年寄りが、併設のカフェでコーヒーを飲む。
→スポーツそのものではなく、スポーツの周辺にあるゆるやかなコミュニティ形成を行うことが、間接的な健康増進へ寄与する。
■「偏見は『慣れ』の問題」
→健常者と障害者が同じ場でスポーツに取り組むことで、コミュニケーションが生じ、結果として他社との違いを認識、受け容れていく
■パラ選手の成長、育成として成功するには伴走者が必要
→甘やかさないが、出来るまで一緒に寄り添う
いずれもスポーツが起点になっていますが、教育でも福祉でも、フレーズを変えれば使えそうな事ばかりだと思います。