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YouTube動画がバズる仕組みを徹底分析(仮説『ジュース理論』)

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  • パジ
  • 2020/06/20 00:35

今年の元旦からスタートしたYouTube、ひとつの動画が15万回再生されたり、YouTubeチャンネルから収益を得られる条件(登録者1,000人以上、再生時間4,000時間以上)をクリアして、色々分かってきたことがあるので、あくまで仮説ですが、書き出してみようと思います。ちなみに、1,000人&4,000時間突破までにだいたい100日間掛かった計算になります。思い出すだけでもつらい笑

 

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気合い入れて書いたので、長文につき、お時間あるときにぜひゆっくりご覧ください。

 

 

 

 

■ 視聴者という「大量のジュース」
YouTubeの視聴への動画のレコメンドの仕組みは、私が考える仮説が正しければ、とてつもなく上手くできている仕組みだと思います。YouTube側の視点からは当然のようにも見えるんですが、データや事象を見るにつれ、ぼやけていた輪郭がハッキリしてきたような、そんな感じです。

演者であるチャンネル運営者はYouTubeから支給される大量の「ジュース」を大量の運営者同士で奪い合う過酷な競争に毎日さらされています。「ジュース」の取り分は、動画の満足度を見極めるロジックよってシステムで自動的に振り分けられていて、YouTubeのビジネスモデルの収益源である動画視聴時間と広告再生数に直結する形で、運営者を自然と導いている形になってます。

 

■ 「ジュース」の振り分けロジック
このロジックが非常に優れていて、毎日のように”新規動画”という玉石混交の「赤ん坊」が産まれてくる中、選りすぐりだけが視聴者の目に届くように、データに基づきスクリーニングされ、サッカー選手でいえばジュニアでデビューし、U16、U20などでの活躍を経てプロデビュー、その後日本代表、海外リーグでの大活躍のようなエリートコースに乗れるか、みたいな流れです。

徐々にハードルの高い新舞台で試され、そこでサバイブできたらまた次の上のステージへ、という流れでより多くの「ジュース」が獲得できる仕組みに見えます。

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特定のキーワードやジャンルごとの動画対して、毎日の視聴者の視聴時間=「大量のジュース」があり、そのジュースをどう各動画に振り分けていくかのロジックが、動画の満足度=動画の平均視聴維持率やエンゲージ(視聴あたりのポジティブなコメント数や高評価数や低評価数など)に応じて、毎日一定の割合を振り分けるシェア率が決まっていて、関連動画やブラウジング機能(おすすめ)、キーワード検索上の順位を調整して、より満足度が高く視聴時間が伸びる動画の再生数が毎日調整される仕組みになっていると思われます。

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もちろんフリークエンシーなども考慮されて同じ視聴者に同じ動画がレコメンドされ続けるのもちょっとされているとは思いますが、同じ視聴者は同じ動画を何回も最後まで見てくれるというデータも出ていそうで、その視聴者にとって一番長く観てくれる動画が常にレコメンドされている状態がプロダクトのUI&UXで保たれている、と考えられます。

投稿してきた各動画の推移を見ていると、その特定のジャンルやキーワードに対して、新しく満足度が高い動画が出現すると、毎日少しづつ多めのジュースを振り分けられ(これが非常にうまくできていて、ドンピシャのターゲットとなる視聴者から徐々に外側にいるすこしズレているかもしれない視聴者に輪が広がっていくイメージ)、その日ごと(あるいはリアルタイムに)新たな視聴者の満足度を測られ、そこでも一定の平均視聴維持率をクリアした場合、翌日もさらに新しい視聴者というジュースを増やしてくれ、クリアしない場合は、そのジュースの振り分けを絞られるという自律的な仕組みになっていそうです。

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■ 視聴者が伸びる『合格ライン』
新しい視聴者の視聴時間=ジュースが毎日増えていく基準は、その動画の内容・キーワード・ジャンルによって(競合する動画やチャンネルとの)相対的なものだと考えられます。

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15万回再生を稼いだ上記の場合、平均視聴維持率は初期は45%程度から始まり、そこから日を追うごとに加速度的にジュースの振り分けが増えていきました(下グラフ参照)。前日比120%ずつくらい増えていって、キーワード検索からブラウジング機能、さらに関連動画と、よりジュースが獲得できる表舞台へと変化していきました。

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ステージが変わるとセグメントやターゲットが緩むので、徐々に平均視聴維持率が下がって投稿から数週経ったいまは40%をかろうじて超えていて、マスに広がっていった分、満足度の平均は下降していっています。このターゲットごとにニッチからマスへのグラデーションがYouTubeのシステムが綺麗に分類、フィルタされていて、徐々に動画のスクリーニングの厳しさが判定できる仕組みを構築しているのは、驚愕せざるを得ません。

 

■ 『ジュース理論』を応用する

これを逆手に取れば、確実に一定量のジュースがある特定のニッチキーワードにめちゃくちゃ良質の動画=平均視聴維持率&エンゲージが高い動画を作って放置することで、チャンネル登録者0だとしても、検索→ブラウジング機能→関連動画のようなステップで徐々に動画が伸びると考えました。ということで、新しくチャンネルを作って0登録者+初投稿動画でどんな感じに視聴のジュースが振り分けられるのかを見てみたのが下記の画像になります。

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この実験で使っているチャンネルは、ニッチキーワードにめちゃくちゃ刺さる動画を頑張って作ったので(平均視聴維持率は55%超え)、動画の視聴数は時間をかけて一定ジュースの配分がなされるとは考えていました。

とはいえ、ここまできれいな右肩上がりの一次関数でグラフが形成されるとは思っていませんでしたが、この直線的な右肩あがりは明らかにシステムで制御しているように見えますね(計算式でジュースが振り分けられるので逆に上下の変動が少ない)

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上記は視聴数の内訳グラフです。登録者0なので、最初はどう頑張ってもYouTube内のキーワード検索経由でしか流入はないですが、徐々にではありますが時間経過とともに、動画が評価されて「ブラウジング機能(おすすめ)」「関連動画」からのジュース配分をもらるようになってきているのが分かると思います

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投稿した動画の平均視聴維持率のグラフです。その検索キーワードで辿り着く人は最後まで観たくなるような動画を気合い入れて作っているので、本体の『パジちゃんねる』では見たことがない55%超え。

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直近のデータ。このチャンネルは動画投稿時は登録者0なので、純粋に最初の良質と評価されている1本でそこそこ見られているチャンネルになっていることが分かります。
※小売やECやっている人はピン来るかもしれませんが、私はこの実験やデータなどを見ていて「単品管理の世界や」と思っちゃいました。画像は端折りますが、3,900視聴に対して高評価211件なので、約5%超えのエンゲージ率(この動画は低評価は今のところ0件)

他にもいろいろなグロースの方法はあると思いますが、少なくとも今回得られたデータから、(ひとつの成功パターンとして、)YouTubeチャンネルを育てようとしたら、

初期はYouTubeのキーワード検索を狙う

そのキーワードで動画にたどり着いた人の気持になって、その人が最後まで観てもらえて「いいね」してくれる良質な動画を作って投稿する

動画の尺やジャンルやキーワードにもよると思われますが、5-15分動画であれば平均視聴維持率55%超え&エンゲージ率5%以上だとグッド(ただ試してもらえれば分かりますがすごくハードルが高いです、いずれ動画の質をどう上げるかの分析もしてみたいと思います)

動画が評価されるまでは(通常は)毎日少しづつジュースが振り分けられて評価を受けているので時間がかかる(YouTubeの評価はロジックはじっくり慎重に行っているといってもいいくらいジワジワ)

検索キーワードから「ブラウジング機能(おすすめ)」「関連動画」と視聴ジュースが多いステージへステップアップしてきてからが本当の勝負、ここでも平均視聴維持率やエンゲージ率が大切

ざっくり言えば、良質な動画を作って投稿すれば、YouTubeのジュース振り分けの「神」が必ず見ていてくれて、ジワジワ実力であがってこれる世界なので、上記の条件に合致するような動画を作ることをKGI/KPIにすると成功率が高まりそうですね。

Twitter時代によくあったフォロワー獲得のためにリーチを広げるための広告費を投下しようというような企業的発想は、そもそも動画の平均視聴維持率が高いなら(よほど急激に認知を高めたい以外は)もったいないので、その費用があったら全力でコンテンツ制作費にあてたほうがいいと思います。

あと、もしかしたら、動画の投稿内容によっては初動を引き上げようと下手に既存メディア(ブログ/Twitterなど)でスポットの投稿を行ってしまうと、平均視聴維持率やエンゲージが悪く『神』に伝わって、本来もっていた動画のポテンシャルを失わう可能性も(経路別に判断していそうな気もしますが)ありそうで、「この動画を最後まで見てくれそうな層までできる限りセグメント」した上でリーチを増やすようにしたほうが良いかもですね。


■ 動画の「満足度」とは
そんな実験も混ぜつつ、本体の『パジちゃんねる』で動画を配信していく中で、最近、興味深いデータが出てきました。

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平均視聴維持率が34.9%と、私が出している動画の中ではあまり芳しくない率にも関わらず、視聴回数3万回超えと今現在も伸び続けている動画が出てきました。

注目は1本あたりの再生時間で7分を超えている点。この動画は1本で20分超えの動画で、ほかの動画の10-15分よりも長尺なのです。関連動画から60%超えといい露出ポジションを確保しているように思います。

ここからは私の推測ですが、ここ最近は常に近いテーマ動画を出している中で、この動画が伸びているのは1本あたりの再生時間が平均視聴維持率よりも好影響を与えていると思われます。 

考えてみればYouTubeの事業成長におけるもっともピンポイントな指標は、視聴者の目をほかの配信やコンテンツプラットフォームからどれだけ奪えたか、可処分時間のはずで、それは再生数や再生維持率ではなく、シンプルに再生時間と考えることができます。

YouTube事業全体の再生時間が伸びれば、それだけ広告を差し込める回数と時間が(視聴者のYouTubeへのロイヤリティやエンゲージを下げずに)増えるはずで、再生時間が軽視されるということはほぼあり得ないのですね。YouTubeからしたら動画配信者をこうした形で売上・利益に自然に誘導するのは至極当然のように思います(かつすごいのはおそらくは視聴者の満足度を下げないロジックにしている点)。

ただ、だからといって60分の動画を配信して仮に10分の再生時間が取れたとしても、維持率は16.6%であり、そのほか高評価・低評価、コメント(ポジティブ・ネガティブを自動解析)なども考慮されたとしても、今回みたいなヒット=3万回再生には到達できないはずです。

つまりまとめると、これまで平均視聴維持率が45%以上云々という話は例外もありえ、例えば20分動画なら35%近くでもエンゲージの高い動画として認識される可能性があるということかと思います。

大切なのは自チャンネル内ではなく、常に同じ関連動画の中で動画の満足度を競争にさらされていると考えると、同じテーマの動画だとしても動画の内容をもとに細分化されて、この水準に達した動画の競合がたまたまいなかっただけ、という仮説もありえます。

気になったのでほぼ同じ内容の別切り口の動画を作ったところ平均再生維持率37.7%で約6分弱という絶妙に微妙な検証にならない動画が完成してしまいw不発に思ったので、また近いうちにリベンジと思っています。分かっていても狙った通りの数値に着地させるような動画が作れないのがYouTubeというか番組作りの面白いところかもしれません。

ということで、ここまでを粗くまとめると、再生時間「も」意識して作ろう、そのためには1本あたりの動画の尺を間延びしない程度にすこし長めにしていくと良さそうというのが、トップ系YouTuberも見ているとそういう傾向にありそうと思った次第です。

ちなみに、尺が短い動画も別のチャンネルで試していて、これはこれで面白いデータが取れたので共有しておきます。

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34秒の動画で平均視聴維持率105%超え。この動画も時間をかけてですが、やはり順調に視聴数を伸ばしてきています。カウントの仕方が正確に分かってませんが、たぶん同じ人がリピート再生するとカウントに足され、この数値も競合動画と相対的に評価されるのだと思います。


■ 動画がバズる仕組み=相関関係を割り出す

最後に、動画を投稿しながら疑問に思っていたことを、(できるだけバイアスをかけないように)ピアソン相関係数を使って分析してみたデータを共有します。あらかじめ断っておかないといけないのは、バイアスをかけずにといいつつ、動画の本数が少ない中、再生数上位の動画が数値的にブレを生み出してしまったので、人為的に分析データから弾いたものであることをご了承ください。

まずは過去の同ジャンルの動画を一覧で並べて、1日あたりの再生数など、独自の項目をつくって、各動画をできるだけ横並びに比較できる状態にしました。※この時点では同一ジャンルの全動画になっています

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私が考えていた疑問は、
「高評価数が多いと再生数やインプレッションが伸びる?」
「サムネイルのクリック率が高いと再生数やインプレッションが伸びる?」
「平均視聴時間が高いと再生数やインプレッションが伸びる?」
「平均視聴維持率が高いと高いと再生数やインプレッションが伸びる?」
などです。

これらを、相関係数で計算してみた結果がこちらです。

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いまのところ「弱い相関がある」「相関がある」という形ですが、一定信頼しても良さそうなデータが出てきました。

興味深いのは、「平均視聴維持率」に加えて、再生あたりの「高評価率」は動画の「再生数」や「インプレッション数」に相関がありそうな結果となったことです。「平均視聴維持率」が高ければ「高評価率」も高まる傾向はあるのかもしれませんが、「高評価率」を高めるときには、その動画のポジティブなインパクトが必要で、この両面を追うことが、動画のスマッシュヒットを狙うために重要そう、ということが分かります。

ちなみに、この分析データからは、重要そうな要素や傾向は分かるのですが、どうやって数万〜10数万再生のヒットを飛ぶのかの謎は残ったままなので、むしろそれが知りたいいんだよ、と自分でツッコミを入れたくなりました。

キーワードや関連ジャンルなど大量のジュースが溜まっているところに、適切なタイミングで、相対的にエンゲージが高い動画を投げ込み、ジュースが溢れている表舞台に居座り続ける、ということをいかにたくさんの投稿動画で実現させていくか、という感じなのかな。うーんわかりません!w


■ 私が今YouTubeをしている理由
人は情報を消費する生き物で、制約がある段階では少ない情報でも満足してしまいますが、その制約が外れてくると、より大量の情報を消費する習性で、ダイエット中に一種カロリーの高いものを食べたくなる中毒のようなものかと思います。持論で、コンテンツの満足度とは喜怒哀楽のギャップによって生まれると考えていますが、このギャップは文字から画像、画像から映像と表現がリッチになるほど情報量が増えていき、喜怒哀楽のギャップ=コンテンツの満足度が高まるのです。

私はもともとライターの仕事をしていたことから、たぶん人よりも文字を書くことが苦痛ではないし、その特性を活用して、いわゆるブロガーとして活動していた時期がありました。当時、文字はデバイスやネットワークの制限がある中で最高の表現手段だったわけですね。そこからだんだんと画像主体のInstagramが台頭したり、短文中心でリアルタイム性を追求したTwitterにビジネスパーソンが集まったり、ブログはかつてに比べると限定的な使われ方になってきました。そして、デバイスやネットワークの制限が取り払われていくに従って、ネットなしの時代の覇者であるテレビに流れていたコンテンツや経済が、しだいにYouTubeへと流れできていきました。すでに動画サービスの中でも細分化され、長文ブログと短文Twitterの関係のように長尺YouTubeと短尺TikTokのような棲み分けも始まっていて、いよいよ世界の主体は動画へと動いていきました。過去にも、新聞→ラジオ→テレビのようにリッチなほうが(権威は別にして)主役になっていることは歴史も証明していることです。

そして、動画以上の表現は実は存在しなくて、この先にありうるバーチャルリアリティの世界でも3D映像の見せ方の違いということは、ここが表現としての到達点であり、ここから10年先を考えたときに、何かの情報発信の主役は動画(3D映像)となることは確定的です。

翻って、私は文字を書くのが好きだし、苦痛も人よりもないからこそ、時代が変化しているのを分かりつつも、そこに甘えていたのだと昨年くらいからヒシヒシと感じていました。そしていざYouTuberのような演者として自分自身をさらけ出してみると、いやはやあらゆるしゃべるための表現するスキルが足りてないことに愕然としたわけです。

初回の投稿は内容以前に動画に向かって話すスキルというのが決定的に足りておらず、平均視聴維持率が1桁台。再生数も2桁で、これだけたくさんの人に見られているYouTubeで存在し活動しているのに、ジュースは配られなかったのです。

これがバーチャルリアリティでも同じことが起こるとしたら。アフターコロナの世界では、よりその傾向が強まることは火を見るよりも明らかで、チャンネルや演者としての存在感が、今後のビジネスやプライベートな趣味も含めて、あらゆる面で求められる時代になると考えています。こうしたロジックを細かいレベルまで把握しておかないと、これから起こってくる変化の時にプロデュースやディレクションもままならないと考えて危機感さえ持っています。アプリでサービスを作るのにプログラミングができたほうが有利(できないとマズイ)、そんな感覚です。

実際に昨年からは多くのプロジェクトでYouTubeに絡む話がとても増えてきているほか、私がいまいるエンタメ系のコンテンツ業界ではものづくりのスキームがYouTubeの広告モデルによって大変化してくる兆しがあります。こうしたトレンドの中、YouTubeで一体いま何が起こっているのか、それは世間からは良い目で見られていない「好き勝手に生きているYouTuber」と斜めから捉えていてはいかんと、自省をしつつ、新たな潮流にワクワクもしているところです。

YouTubeを知っておかないとという理由で始めてみたんですが、途中から新型ウイルスもあって時代が急激に変化していることも考えてみると、あ、これはみんなやっておいたほうがいいヤツかもと思えてきて。テレワークできている方は、通勤時間で浮いた1-2時間でYouTubeアカウントを育てておくと、この先きっといいことがありそうだなと思います。FacebookもTwitterも最初の頃はこんなに必須になるとは思わなかったけど、これからはそこにYouTubeも入ってきちゃうじゃないかと思っています。

5G、VR/AR、withコロナ。
特にwithコロナ時代は、人と会うコストが膨大になる中、人と会わないでどう人柄やパッションを伝えられるかでいうと、中長期でTwitterを超える営業ツールとして確立されていくんじゃないでしょうか。

営業マンはリモートプレゼンのスキルとYouTubeのアカウントを育てて情報発信していくことに集中。すべてがオンライン化され映像化されるトレンドの中、営業もDXされるんじゃないかと。これは個人の希望がかなり入っちゃっている近未来予測ですが、足で稼ぐ営業のヒラメ筋ではないですが、近い将来、直接対面で会うとかも「嫌がられる時代」が来ちゃうかもしれないですね。

移動のコストがこれほどまでに高まってしまうと、郊外の広い家に引っ越して、仕事部屋の背景にグリーンスクリーンを立てて、髭ぼうぼうでもFaceRigでイケメンのオレで営業活動するとかも、ありえる世界が来るんですかね。

・・・と言いつつ、頭では理解するけど、やっぱ私は対面でコーヒー飲みながらカフェで雑談しながらゆるやかにお話ししたいなぁとも未だに思っちゃうんですよね。習慣を180°切り替えるのは、なかなかです。


長文を読んでいただきありがとうございます。いつまで演者でやるかはわかりませんが、しばらくは実地経験のためにYouTubeに住んでみるので、また定期的にレポートいたします。これを見てYouTubeもやってみようかなという方がいたら、お気軽にお声掛けください。それでは今日はここまでここまで、バイバイバーイのバイ!

 

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シリコンバレーで起業、日本が誇るオタク文化を世界に発信するTokyo Otaku Mode共同創業者。Facebookで海外2,000万人メディア、自社一気通貫で越境ECなどの事業創造を行なっています

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