投資にはFXや株・不動産・仮想通貨など様々な種類がありますが、少額資金で大きな利益を狙えるFXはお手軽に始められる投資として人気です。
ただ投資は必ず儲かるものではなく、元本割れするリスクもあります。
しかしFXにはFX口座に入れた資金以上の損失となる可能性が出た時に強制的に取引を終わらせ、借金となることを防ぐ「強制ロスカット」という仕組みがあり、投資で借金といった心配をせずにすることができます。
とはいえ例外もあり、ごく短期間に物凄い急変動となった時にこの強制ロスカットが間に合わず、口座に入れたお金以上の損失を出してしまう可能性があります。
ほぼない事態ですが、2015年にスイスフランが大変動(通称スイスフランショック)を起こし強制ロスカットが万位合わない事態が発生しました。
このような事態を防ぐためには
1:マイナー通貨取引をしない
2:レバレッジを強くしすぎない
という対策をしておけばOKです。
さて、タイトルのようなとてつも無い借金をFXで負ってしまう事態はあり得るのかですが、国内FX会社で行っていればまず起こりません。
ただ海外FX会社で取引を行っていた場合、スイスフランショックのような事態が起こると可能性はゼロではありません。
海外FX会社の場合、金融庁の監督を受けていないためレバレッジ上限がありません。
中には1000倍というレバレッジを利用できる会社もあります。
海外FX会社はゼロカットシステムを導入しているので超高レバレッジで急変動を起こしてマイナスとなったとしても、その借金をチャラにしてくれます。
この仕組みが受けて多くの人が海外FX会社を利用してます。
この仕組みを過信してはいけません。
実はスイスフランショックの時、FXDDという当時は知名度も高かった人気FX会社が突如ゼロカットシステムを撤廃すると宣言し、スイスフランショックで生じた借金を請求するという事態が発生しました。
海外FX会社はゼロカットシステムは法律で決められているものではなく、FX会社を勝手に行っているものです。
また金融庁の監督外なのでトラブルが起きても自分で解決しなくてはなりません。
なので上記のような事態が発生した場合、資金30万→借金1億8千万円になったなんて事態が起こりえます。
海外FXはゼロカットと高レバが人気ですが、思わぬトラブルに遭遇する可能性もあるので気をつけましょう。