最近よく使われるようになってきた言葉。ゲーミフィケーションをご存知でしょうか?今日はこの言葉をぜひ覚えて帰ってください。
ゲーミフィケーションとはゲーム的な要素をゲームではないものに追加してユーザーの行動を促す手法のことをさします。言葉自体の歴史は浅くここ10年ほどで使われ始めた用語になります。
ゲーム的要素を取り入れてユーザー獲得、活性化という手法は存在していましたが、ゲーミフィケーションというマーケティングラベルがつけられ体系化され始めています。
ALISにもゲーミフィケーションの要素が入っています。それはいいねボタン。いいねボタンが存在することにより、意識せずともどうやったらいいねをおおくもらえるだろうかという思考のドライブが働きます。
いきなりステーキを知っているでしょうか?いきなりステーキは肉マイレージという制度を取り入れています。この制度ではいきなりステーキで消費した肉の量をgでカウントしていき、その合計値によってランクが決まります。
参照: http://ikinaristeak.com/ranking/
億ラビットくんがやっていたBinance DEXのコンテストもゲーミフィケーションの手法と言えるでしょう。
ゲーミフィケーションについてはまだまだ成長中の分野のため固定した概念は存在しないです。ゲームの長い歴史の中で発見された人間をハマらせる要素。これをいかにゲームではないものに取り入れていくか。それが重要です。
この要素を覚えておくと使いやすいのではないでしょうか?
1、課題
2、報酬
3、交流
わかりやすい課題が与えられると人間はそのギャップを理解し埋めていこうというモチベーションが働きます。この課題には実ゲームのように段階を細かくすることにより達成感を感じさせやすい効果があると考えます。
また課題やランキングによる報酬の設定も重要です。これは金銭的なもの以外でも地位や称号なども報酬として考えても良いのではないでしょうか?
また、チームプレー、対戦プレーのの環境や情報交換の場を醸成することも重要です。対人プレーは対コンピュータプレーよりも面白みを感じさせます。
現状を可視化して現状と目標を見やすくすることも重要でしょう。このような概念をもってゲーミフィケーションの設計行なっていくのが重要となります。
ネットでゲーミフィケーションを調べていくといろいろな要素を取り出した議論が盛り上がっています。まだまだ整理のついていない分野であるといえるでしょう。ただ我々には参考となる本当のゲームというものがあります。成功したゲームを見ていくと、どんな要素が我々を行動に駆り立てるのか理解できると思います。
あなたがサービス提供をするときにはぜひユーザーの行動を駆り立てる要素をゲーミフィケーションという文脈で考えてみましょう
あなたがやる気が起こらない仕事をする必要があり、それが人生に役にたつのであれば、自分でゲーム的要素を取り入れましょう。たとえば、中間ゴールを決めて自分に報酬を与える。同業の友人と競争をするなどです。このとき見える化をしていくと挫折しにくいかもしれません。
彼女がほしい。ゲーミフィケーションしましょう。ときめきメモリアルを思い出してください。どうやったら彼女をこちらに振り向かせられるか工夫です。ただ、神様にお願いするだけでは美女・美男はゲットできませんよ。
フォロワーを増やしたい。ぜひゲーミフィケーションの要素を取り入れたイベントをしましょう。ただ単にプレゼントをあげるだけではなく、どうしたら盛り上がるかかんがえるのです。
この辺りの書籍は手に取ってもらうといいかもしれません。書店で立ち読みでもいいでしょう。一歩ふみいれてみませんか?
人生だってゲームだと思えばいろいろ面白いことになるかもしれません。苦しくなったらゲームの主人公になってみるのも人生を楽しくする手段かもしれません。レベル上げ以外にも強くなる方法はいっぱいありますよねw