※この記事は自分のブログ から記事を持ってきています。
1990年代半ば、インターネットが登場してから我々の生活は一変した。
軽い調べものであれば、わざわざ図書館に行かずネットで解決してしまえばよくなり、友達に連絡するときは、わざわざ家に電話せずワンクリックでメールで伝えることができるようになった。
人間のあくなき怠慢さはとどまることを知らず、いかに怠慢するかだけを追求する時代に突入したのである。
そしてその怠慢さを究め続けている現在、テクノロジーはさらに我々の生活を便利にし、甘い蜜の誘惑であるかのごとく我々の人生そのものへと入り込んでくるのであった。
1990年代半ば~2000年代半ば頃の、インターネット黎明期。 個人ホームページ などが流行った。
Google, Yahoo!などの検索エンジンもこの頃に登場。
Flash Player などの影響で、まさかこんなに気軽に動画を観れるなんて!と人間は驚いて目を輝かせた。
2000年代半ば以降から現在に至るまでの ソーシャルネットワーク 全盛時代。
便利性を追求するとともに、人間は 「いかに良く生きるか」というかつての哲学者たちが考えても考えても明確な答えを導き出せなかった問題を、そこらへんの凡人ですら考える余裕が生まれ始める。
上記の疑問・課題を現代風なワードにしたのが 「ウェルビーイング」 である。
ちょうどその頃、周りと比べて自分がいかに輝いているか( リア充 )を競い合う時期も一時あった。
しかしこれはかえって 自分を不幸にする ということが判明し、最近ではその傾向も薄れ、各自が自分なりの活き活きとした人生を模索し始めた。
独自性(オリジナリティ)の追求 だ。
人間はやはり権力者が気にくわないらしい。
「GoogleやAmazonがどれだけ偉いか知らないが、俺(私)の情報はそう簡単に渡さんぞ」
という反骨精神を持つ人々が徐々に増え始める。
ブロックチェーン によって皆で管理し合い、自由・平等に生きていく時代の到来である。
利用するサービスは既存の Apps(中央集権型アプリケーション) から Dapps(分散型アプリケーション) への移行が予想される。
プライバシーを重視した 次世代のブラウザ。
ロゴがあまり可愛くないが、近い将来 Google Chrome を喰うかもしれない。
広告を見ると BAT という独自の仮想通貨を得られるという面白い機能も付いている。
非中央集権型のクラウドストレージサービス。
現在主流となっている中央集権型の Google Drive や Dropbox に取って代わるに違いない。
ビデオ通話や音声通話ができるサービス。<br/><br/>
P2P と ハッシング を組み合わせた ハイパーメディアプロトコル と呼ばれるシステム。
つまり 打倒HTTPの次世代Web みたいなもの(少し語弊があるかもしれない)。
暗号資産などを一元管理するためのオペレーティングシステム。
これもEOS同様に 分散型のオペレーティングシステム。
分散型の ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
質の高い記事を書くと 仮想通貨が貰える ワクテカなサービスである。
イーサリアムネットワーク 上で動作する メッセージングアプリ 。
メッセージのやり取りだけでなく、 スマートコントラクト 、 支払い の送受信もできる。
日本でいうところの Lancers や クラウドワークス のような クラウドソーシング・プラットフォーム。
ただしこちらは仮想通貨での取引になるため、仲介手数料は取られない。
数年後、もしかしたら人類は怠慢の極地に達してネットワークで繋がることすら止める可能性がある。
「これからは個人だけで完結する独自のネットワークを各々構築し、お互いに繋がり合わない完全なるセキュアな世界にしよう」
と言い始める日もそんなに遠くはないのかもしれない。
とりあえず今のうちから、 Web7.0 あたりに着目しておこうかと思っている。