先日テレビで私の地元広島の観光地「宮島」のインバウンド対策について特集をやっていた、その中で特に問題となっているのが「キャッシュオンリー」であるコト。いくら良いものを取り扱っていようと「キャッシュレス」に対応していなければ買い物ができないという現象が多発しているのだ。
結果若者が経営するオシャレで老舗とは程遠いお店が各決済に対応し大繁盛。慌てて老舗の店主たちが会合を開くも意味がサッパリ判っていない様子。
様々なカード会社、スマホ決済とどれを扱えば良いのか?また客もどれが使えるのか?ややこしくて仕方がない。設置する機械も複数。手数料もそれぞれに違う。カードとスマホで各一つづつに集約でもできれば誰も迷うことはなくなるのだが…
そう、一つに集約する手段として「暗号通貨」というものがある。その中でも最も信用度が高いものが「ビットコイン」である。ここでは投機の概念は置いといて、これが世界共通通貨にでもなれば答えは非常にシンプルに解決できそうな気がする。そしてそれも全くない話ではないかもしれない、2018年5月時点で仮想通貨の保有率は日本が世界一位で11パーセントを誇る。今後まだ増えるものと思われるが、何より認知度が上がっているのは確かだ。東京オリンピック、そして2025年の大阪万博に向け暗号通貨による決済システムも配備されてくることは間違いない。そうなれば世界中の人たちに一番分かりやすい決済機能となりこれが一番利用される可能性も低くないと私は思うのだ。
以前、今の通貨はそのままの価値を保てるか?ということに触れさせて頂いたが、これについてはまたお話しできればと思う。
最後までありがとうございました。