よく、画面が割れたままのスマホを操作している人を見かけます。
画面全体にひび割れが走っているものもあり、World Wide Web もビックリのまさに蜘蛛の巣です。
それだけ割れていると操作している指を引っ搔いたり、割れている部分からポロポロ剥がれ落ちたりするのではないかと見ているこっちが不安になるものですが、ご本人は意に介さずタップフリックしております。
全く動じず割れた画面をポチポチと、並外れた精神力の持ち主なのです。
むかし、「私、脱いでも凄いんです」というCMがありました。
健全な精神は健全な肉体に宿ると申しますが、脱いだらきっとこの女性もムキマッチョ、腹筋もスマホの画面と同じようにバキバキに割れているのでしょう。
"グラップラー刃牙"という格闘漫画も、描かれている筋肉がバキバキになっているので刃牙というタイトルがつけられたというのは多分ウソです。そして主人公より、どちらかといえばそのバキバキ具合は範馬勇次郎の方が人間やめているように思えます。実際に格闘技で対戦したらば、タラバガニを喰らう時のようにバキバキに折られること間違いないでしょう。
とにかく、それほどまでに漫画に出てくる登場人物はバキバキでムキムキマチョマッチョ筋肉なのです。
筋肉と言えば、漫画『幽遊白書』で浦飯幽助と対決した戸愚呂弟が思い出されます。戸愚呂弟は、相手の強さに応じて自分の筋肉量をコントロールする能力を持つ元人間の妖怪なのですが、60%とか80%とか100%とかパーセンテージに沿ってムキムキになっていきます。
ここまでくるともはやファイナルファンタジーVのネオエクスデスを彷彿とさせます。ムキムキというか筋肉の塊、中臣鎌足です。
この戸愚呂弟、結局は「100%を越えたはずみか…」とか言って浦飯幽助に負けてしまうのですが、やはりバキバキ過ぎるというのは危険なものです。
ということで、画面がバキバキの人は今すぐショップに行って直してもらいましょう。
いきかむ。でした!