SEC(米証券取引委員会)は、人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などを手がけるYuga Labs(ユガラボ)を調査しているとブルームバーグが伝えた。同社のNFT販売が連邦法に違反している疑いがあるという。
調査の焦点となる重要な法的問題は、NFTが証券にあたるか否かだとブルームバーグは伝えた。SECはこの問題を3月から調査していると伝えられている。当時、関係者は、NFTクリエーターと暗号資産取引所が調査対象となっていると述べていた。
SECはまた、ApeCoin(APEエコシステム内で使用されるガバナンス&ユーティリティトークン)が、Bored Ape Yacht Club、Mutant Ape Yacht Club、そしてBored Ape Kennel Clubの保有者にどのように配布されたかを調査しているという。
一般的なイラストの価格帯やプレミアのつき方とは全く違いますし、デザインの良し悪しで評価されているのではないということは状況を見ればわかってしまいます。書いてあるイラストやそのデザインを評価していて価格をつけているわけではなく、例えば肖像画が書いてある紙幣や、意匠デザインが入っている株券などと同じという判断なのだと思います。
これに関しては色々と反論があると思います。しかし、国家というものは合法ですがやっていることはヤクザとあまり差異はないんじゃないとも言われる存在です。なわばりを決めてショバ代やみかじめ料を徴収してその地域をなんとなく守ってる感じにするヤクザって、国家とよく似ています。ヤクザが国家の仕組を真似ているのですけどね。
ですので、国が国に貢献しないと思われるものは、何らかの規制で力を弱めたり、市場から退場させたりするのはよくあることです。仕方ない。
ブロックチェーンの仕組は今後も続いて成長してゆくと思いますが、暗号通貨に係る特に投機的な側面は、いずれ規制がかかり静かになってゆくではないかなと推察します。でもそれが正しい姿なのではないかなとも思ったりしています。