ロシア語の学習のために、日本のアニメのロシア語吹き替えを見ながらスピードラーニング的な感覚で勉強しています。
それまでは自分に馴染みのあるジブリ作品を見てたんですが「そうや、あれだけ日本で話題になった君の名はなら、ロシア語でもあるやろう」と思って検索してみると・・・
あったー!!!
しかも直訳すぎる笑
Твоё имяって、マジでそのままです。
英語でも題名はYour Nameというど直球なのですが、ロシア語でも同じ意味合いで訳されていました笑
いや、普通国が違うとタイトルって直訳しないものなんですよ。
千と千尋の神隠しなんて、英語でSpirited Awayですからね。
Spirited Awayは神隠し。
意味合いは正解ですが「千と千尋」という箇所は省略されてますね。
おっと、今日の内容は君の名はなので、千と千尋はまた別の機会に笑
君の名はは、東京の男子高生と岐阜の女子高生が入れ替わるというストーリーですね。
Yahoo!ニュースとかで、興行収入がえらいこのになってるっていうニュースを見てたので、なんとなくの内容は知っていました。
でも最終的にどうなるかのネタバレは水にロシア語で見てみました。この時点で一度も君の名はを見ていません。
見てみると・・・「おおう、初見でもなんとなくロシア語で意味が汲み取れる・・・」
これがアニメや動画で言語を学ぶいいところですね。
アニメだとストーリーやみぶり手振りだあるので、意味を推測しやすいんです。しかも君の名はは、学戦生活や日常生活がメインなので、めちゃくちゃ難しい単語が出てこないので、意味の推測もしやすいんです。
難しい単語と言えば、ハルヒはだめだ。
あれは難し過ぎた。
アニメは全話みたので、なんとなくストーリーやセリフは頭に入っていますが、半分はSFの内容なので、情報統合思念体だとか未来人だとか禁則事項だとかいわれても、全くわかりませんでした笑
しかもその前後の単語も難解なので、まったくわからない笑
ということで、初心者にハルヒはおすすめしません笑
その点、君の名はや、ジブリは簡単な文章が多いのでおすすめです。
「おぉー!なるほど!日本語とロシア語の文化の違いってここか!」と思った箇所があります。
岐阜の女子高生、みつはが、東京の瀧に入れ替わって、新宿を歩くシーンがあります。
この場面、ロシア語では "Я в Токио!" 私東京にいる!
こんな感じのセリフだったんですが、あとで日本語版を見返すと「東京やぁ!」と、方言チックなセリフになってるんですね。
「そうだ!みつはは岐阜の人。標準語なんか喋るわけないか!」と一人で納得してしまいました笑
あとで調べてみると、ロシア語には方言の格差があまりないんだそうです。
モスクワは限りなくヨーロッパに近くて、極東のウラジオストックなんか、北海道からすぐです。
これだけ広い国なのに方言の格差が少ないって脅威ですよね。
日本なんかやばいでしょう。沖縄の人と青森の人で会話が成立する気がしない笑
そう考えればロシア国内ではそれほど苦労せずにコミュニケーションが取れるんでしょう。
もう一つ面白かった箇所。
僕は君の名はの主人公の名前を知らずに見はじめました。
日本語では東京の男子高生の名前は瀧(たき)ですよね。
でもロシア語では上手に「たき」と発音できずに「たーきもしくは「たいき」みたいに聞こえるんです。
だから「あぁ、この主人公の名前、たいきって言うのね」と勝手に勘違いしてました。
あとはみつはの友達の「てし」
勅使河原の「てし」からきてるんでしょうが、これもまた上手に発音できずに「てーし」とか「たいし」って聞こえるように発音してたので「あぁ、なるほど、こいつはタイシね」とまたまた勘違い笑
物語が進んで、隕石が落ちて亡くなった人の一覧を瀧が見てるシーンで「勅使河原」て出てきたので「タイシじゃなくて、テシかい!」とシリアスなシーンで突っ込んでしましました。
ムード台無し笑
他の言語でアニメをみると、言葉の文化の違いや音の違いを発見できて楽しいですよ〜。
次の記事では千と千尋とかハルヒのレビューをしようかな笑