今年の初めのバブルはすごかったですねえ。
でも日本では30年前に空前のバブルがありましたよね。この時のはじけっぷりはすごく、僕は生まれてまもない頃だったので、後々の「あの頃はよかった」的な番組でしか当時を様子は知りません。
例えばタクシーは万札じゃないと嫌がられる。女性には運転手専用、ご飯専用のボーイフレンドがいる。
テレビの収録は海外でファーストクラスとかね。
今じゃ考えられない豪遊っぷりですw
さて、そんなバブルですが、どういう理屈で起こるんでしょうか?
簡単に説明すると、偉い人の考えや大量の市民の考えがあらぬ方向に走ってしまい、そして結果的に暴走するからです。
政治家や官僚が「こうすればこれからの経済発展するだろう」という考えで政策を打ち出しますが、予想に反して国民が暴走してしまうんですね。
それが平成のバブルです。
まぁ詳しいバブルの仕組みはペペラさんのバブルのサイトから学んでみてください。カオスな絵や例えですが、すごくわかりやすく表現されています。
平成のバブルから考えると、土地の値段は下がるわけがない、という土地神話に国民が熱狂してどんどん地価や株価が高騰。そしてそれを重くみた政府が介入して一気にバブル消滅・・・という流れですね。
動物の世界にも大群でわけのわからない行動をすることがあります。
それが軍隊蟻のデスサークル。
蟻は餌を見つけると、仲間にそれを知らせるためにフェロモンを出して誘導します。
だから蟻は隊列を組んで歩いてるんですね。でもそれがなんかの拍子で円を描くようになってしまい、蟻の大群が永久にぐるぐると円を描き、最終的に疲れて死んでしまうという現象です。こちらもペペラさんのサイトで紹介されています。
youtubeの動画。グロいので、虫系が苦手な方はおすすめしません。
うん、きもい!!
自然界でこういう予測不能な動きがあるように、経済でもこういう動きがあるんですね。それがバブル。
不合理だと思っても、群衆の力に押されてその流れに乗ってしまう・・・最近のハロウィンがそんな感じでしょうか?
一度仮装つかのバブルは知ってるので、次に大きな波が来た時は大群の熱気に乗らないように静観して、冷静に売買をしようという自戒です。