毎日ジャズピアニストのかねこです。コロナ禍の2020年5月24日から始めた毎日配信が先日で2年間になりました。ワクチン接種などで大事をとり2回ほど休みましたがそれ以外は毎日続けました。
そしたら知らない間に喋る声が大きくなり、内容をコンパクトに喋れるようになっていました。!学ぶじゃなくて楽しむってこれだなぁ、なんて思ったので、今回はコレを書いていきたいと思います。
3年目突入の配信↓
(といってもピアノの練習しているだけで笑。)
コロナ禍で仕事が何も無くなった2年前。「これを機会に修行し直そう!」そう決意しました。でもただ練習するだけでは勿体無いと思いピアノの練習配信を始めました。
練習配信を毎日していると色んな方が通り過ぎていきます。海外の方やピアノが好きな方、ジャズが好きな方。その度にコミュニケーションを取りながら、時にはピアノを弾いたり、雑談したりとそんな配信が続きました。
そして先日、とある会議にリモートで出席することになりました。現地の会議室にも人はいて、リモートと現地の人の会議。
実は私、リモート会議はコロナになって初めての体験。ドキドキの中、質疑応答が始まり私は積極的に質問していきました。
それ以前、コロナ前に著作権関連会社の説明会に現地にて出席したことがあります。その時も気になったことをその場で質問しました。が、私の質問がまとまっておらず回答者は私が何を言いたいのか分からず質問を聞き返される始末でした。
そこから何も変わっていない(と思っている)私は、今回の会議にもその場で気になったことを手を挙げて質問していきました。すると前回のように聞き返されることもなく、なぜか短くコンパクトに話すことができていました。
正直、質問した僕が「あれ、普通に質問できてる」とびっくりしたくらいです。そのあともう一度質問しましたがまたしっかりと質問することができました。
その後「なんでだろ?」と質問できた理由を考えたら、毎日の配信でのコミュニケーションではないかと気づきました。
コロナ禍になってから配信で毎日で「かねこのジャズカフェ」に遊びに来る人とコミュニケーションをとっていました。
コロナ前は対面でコミュニケーションを取っていました。だから相手はなんとなく意味を理解してくれて応答ができました。
配信ではディスプレイ越しに話すため、その場の認識が薄れます。森なら周りに注意を張り巡らせるために集中できますが、ディスプレイの平面で注意力を高めた歴史を人類は知りません。
だからか一字一句意味のある言葉で構成しないと集中して見てもらえません。
とはいえどうすれば良いか分からないので毎日配信しながら「話が長い」「同じこと繰り返してる」「話してる間にテーマが移った」など感じたら感覚に従って自分が思う「短さ」にしたり「繰り返さない」を守るようになりました。
そしてそれらが気にならない感覚になったら今度は声が小さいことにも気付きました。そこで次はその感覚が「普通と思える大きさ」になるように喋りました。
そんな毎日があってか知らないうちに身についていたのかもしれません。
何かを積極的に学ぼうとすると大変ですが「知らずに身につく」は理想の学び方と思ってます。そのやり方がぼんやり見えたかもしれない、そんな2年間でした。3年目は何が起こるか楽しみです。
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